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2007.09.05 (Wed)

神様の部活動 

しんれーんさーい

【More・・・】



「星沢には悪いとは思っているのだが、止むを得ん処置だと思ってくれ」
今までの人生を振り返ってみて、ぶっちゃけ他人に合わせ過ぎるってのも考え物だと。
「はい、わかりました。一年近くありがとうございました。」
「うむ、私とてこんな事は嫌なのだが…他の生徒を考慮してだな…」
「もう、いいですから。大丈夫です」
…。
っという事で、星沢明人はバスケ部を辞めさせられましたっと…。
「どあああ!なんで俺がいちいちこんな目に合わねばならんのだ!」
生徒指導室からは十分に距離を取り、誰も居ない(はずの)廊下で喚く。
第一、顔つきだけで犯人扱いってのも理不尽じゃないか?って
「もう、慣れっ子だぜ」
自分で言ってて悲しくなる。
目つき悪い(生まれつき)、髪の毛ボサボサ(セットめんどい)、額に十字傷(猛犬『マルチーズ』の襲撃を受けた)
あと、内緒だけどケツのホクロから毛が生えてる。
ってだけで、俺は今まで何度も不良扱いされてきた。
町で赤ん坊に出会えば、2秒で泣き5秒で漏らす。
『ままー、あの人怖い』
『みちゃだめよ』
そんな台詞もそろそろ30カウントぐらいするんじゃないだろうか。
「はふぅ…」
ただでさえ、そんな人生を歩んできた俺が、とうとう学園内でもレッテル張られるとなると、ため息の1発や2発軽く飛び出しちゃうぜ?
「…ひっ」
サッ 角から誰か覗いてたみたいだな…ため息で恐れられる俺。ものすごい微妙な心境。
退屈な昼休みが、さらに退屈に思える。友達の一人もいないのは変わりないが
誰もが俺を見たあと即座に目線を逸らしやがる…いっぺん睨み効かせてやろうか。
2秒で中止、そんな事をした所でおっかねぇ不良に絡まれたら身もふたもないし…。
ふらふら、ふらふら。
昼休みという50分、まだ始まって10分。早くも行動選択肢を見失う。
今日は、顧問にバスケ部クビの通達をされるという非日常イベントがあったわけだが、それ以外は特に何もない。
全ての始まり(終わりでもある)は5日前の大会…
他校の生徒かうちの生徒かはわからないが、試合の内容について喧嘩を吹っかけたらしく、それが火種となり事態は大会参加全12校の生徒入り乱れての大乱闘騒ぎとなった。
逃げ遅れた俺は、その乱闘の渦に巻き込まれ…気づいたら、まわりは屍(生きてるが)累々の惨状と化していた。
その中心に、ぽつんと俺一人立ち尽くしていたっていうわけだ。
そんで、どういう噂が広がったのか『星沢明人が全員ぶっ倒した』という…なんとも不可解な話である。
自称「星沢の被害者」達は
『俺もあいつにやられた!ものすごい速さで光の玉が飛んできたんだ!』
とか
『あいつは俺に1秒間で16発も蹴りを入れてきたんだぜ!』
とか
『あいつが空飛んでたのを見た!』
とか…おとぎ話じゃあるまいし。
そんな噂に尾ひれがついて、いつのまにか全校生徒から白い目で見られる存在に・・・。
そんな生活も5日目である。普段満席の学食も、俺が座る席はまるごと長テーブルがひとつ開く。
俺が自販機で買ったジュースは、いつもは売り切れ必至なのにそれ以降売れなかったりする。
いつもビショビショの洗濯物も、俺が近づくだけで一気に乾く。…ある意味特別な存在ではあるし迷惑すらかけられて居ないのだが。
うん、微妙。 なんつーか 微妙。
「はいよー!はいから揚げ弁当ね!」
いつもと変わらないスマイルで俺に弁当を渡してくれるおばちゃんが心強く思えた。俺の後ろは誰も並んでないんだけどな!!
申し訳ないので、学食で食べるのはやめよう…。そんな申し訳なさそうな(怯えた)顔で席に座るな、一年生よ(俺は2年生)
・・・。
教師も俺の顔を見るなり「ふー、仕事仕事」とか聞こえよがしに言うなって、本気で寂しいだろ・・・。どこいっちまったんだろうな、俺の青春トゥルーマイハート。
「きっしめええええええん!!」
叫んでみた。うわ、周りの生徒との距離がさらに3m増量。ぷしー
俺は無粋な男ではない、できればひっそりと誰も居ない場所で飯を食べたいのだ。誰かの神聖な昼食を邪魔するなんて言語道断なのだ。
かといって、いくらこの学園が広いからってお昼に誰も居ない場所なんて皆無。科学実験室だって科学の先生とか”そっち系”の人たちがフラスコでコーヒー(色の液体)を飲んでいるんだろうし。標本室だって”アッチ系”の人たちが肉野菜弁当(学食で販売されている物だと言う事を願う)を談笑しながら食べているんだろう。
そうなると、当然俺の居場所はない。しかし、から揚げ弁当は食べたい。俺は男だ、昼食わねば午後は動けん…男とは難しい生き物だ。
歩き食いなんぞやらかしたら、さらにDistanceが広がる…
「あっ」
ササッ さらに1mほど距離が広がった、道を引き返して行った連中も居たぞ!俺は、頭に電球を浮かべる事すらゆるされないというのか!
結構辛い。
んで、誰も居ない場所…第2棟5階に空き教室があったな。もとい、第2棟5階自体何も無い場所だし…大丈夫だろ。
・・・。

昼、残り35分。 案の定、5階には誰も居なかった…しっかしほこりたまってんなおい。誰も来ないから掃除もされてないのかよ、そのうち黒光りする昆虫”G”でも発生するんじゃないのか・・・?くわばらくわばら。
カサカサカサッ
「ひぃっ!」
まじでいんのかよ!?…こほん、情け無い声をあげてしまった。誰も居なくてよかった。
いや、むしろ誰か居たほうが立場がよくなった…下らない事を考えるのはよそう。辛くなるだけだ。
さて、問題の空き教室は廊下の奥…………
……
「空き教室、なはずだよな」
そう、そこは確かに空き教室だった。何のための教室だったかは忘れたが…とにかく、何にも使われてなく、鍵すらかかってない放置された空間…と聞いていた…が。
…来る場所を間違えたのかしら。いや、2棟5階ってここ以外の存在しないはず。
なんでだろう…なんで。
壁に看板が貼られてるんだ?
しかも、これ…でかいし、木だし。(多分、檜)そして…
超でかく

「超 神 研 究 部ちょーぢんけんきゅーヴ
と、書いてある。ものっそい達筆。
…誰が、一体何を、研究する部なんだろう。 むしろ、部活なのだろうかこれは…。
いや、これは夢だ。そう…これは5日間続いている幻想だ!あるはずの無い物が存在する。そう…これは…夢、なんだ…。
「よし、他を探そう」
看板とドアに背を向けて、食い場所探しを再開しよう…くそう、余計な時間を食っちまったぜ。
…。
……。
………。
「ああああ!!やっぱ気になるってこれ!!」
バッと振り返って取っ手を掴む。
「…どうせ、これで何もないってオチなんだろ…そうだろ!?よっし、開けるぜ!」
興味とは、時に危険を無視する力を生み出す。それは、勇気とは違う…
危険を、覚悟していない力だから。
ガラッ
…。
ドアの向こうは漆黒の闇だった。入り口から入り込んだ光も、闇に食われ1mも進めずに途切れていた。重苦しい空気と、仰々しい緊迫感が静かに流れ、渦を巻いていた。
俺の第六感が、インスピレーションが、カラータイマーが、身の危険を忙しく警告している。しかし、俺は開け放った入り口から逃げ出す事も出来ず、ただ呆然と闇の中に立ち尽くすのみ。自然と闇の中へ吸い込まれていくような…そんな錯覚に…
バタンッ 背後のドアがしま・・・った?
「!!!?」
ガバッ! 突然、さらに深い黒が俺の目の前を覆い隠す。
「うおぁっ!?なんだいった…いっ!?」
右足を払われ、体勢を崩されて一気に床に叩きつけられた。
「ちっ、暴れるな!動かなければ楽に済むっ!」
「なっ!てめぇいったい…!」
…女性…いや、女の子の…声?
「ええいっ!あまり暴れると垂れ流すぞ!」
「ひぃっ!?な、何を垂れ流すんすか!」
「それはだな…流さ……んっ?」
突然、目の前を覆っている闇が取り払われ、部屋の中の闇が晴れていく…。
「に、人間だったのか…」
俺が視界を完全に取り戻したときには、目の前に驚きと困惑の入り混じった…とんでもねぇべっぴんさんの姿が。
「ぐ、すまないな…良い匂いがしたものだから、ついつい獲物が引っかかったのかと思ってしまった。」
「いや、それはいいんだが…」
未だに、俺の身体は謎の女生徒(一応、制服着ている)に押さえつけられたままだった。
「ど、どいてもらえるか?」
「うおっ!?これはこれは…」
ある意味、幸せだった なんて話は墓まで持っていこう。…さて、先ほどの発言で不可解な点が数点あった気がするのだが。
「ふむぅ、しかし近接戦闘の選択肢は不幸中の幸いだったといえよう…」
「あのー」
「これで撃ってたら、それこそ取り返しのつかない事になってたかもしれんしなぁ…」
「あのー!」
「でも、もし獲物だったら近接戦闘だけでは対処しきれないだろうし…うーん…困ったなぁ」
こっちも困った、撃つって何だ…撃つって。あれか、業界用語でハジキっていうやつか。火薬を使って弾を飛ばすアレか。
「ふむ、とりあえず今日は全体的に運がよかったので良しとしよう。うんうん」
「なぁ、ちょっといいか?」
「ん?なんだ君は、お客さんかい?」
うわ、30秒前のこと忘れてるよこの人。
「鶏か、あんたは」
「んー、鳥に例えるなら小鳥に例えられると嬉しいな?一応褒め言葉として受け取っておくよ。…そんで、君はお客さんかい?」
「いや、客っつーかなんっつーか、未だに状況が把握しきれてないわけだが…とりあえず、何で襲ってきたのかを説明してくれないか?」
「ば、ばかっ、いくら私とて見ず知らずの男の子を襲うようなはしたない真似はしない!」
「そ、そういう事じゃねぇ!」
つ・・・疲れる・・・!この人本当に大丈夫なんだろうか。…でも、すごいレベルのべっぴんさんだよな…。
完璧なまでの目鼻立ち、異常なまでのサラサラ感溢れる黒髪。胸は…まぁ、並?ってばかっ!俺ばかっ!
しかし…性格というか、言動というか…この3分間で「常識から逸脱している」ところまでは把握できた。
「とりあえずだ、ここは空き教室だったはずだが」
「…。」
きゅぅ~
「…なんで、あんたが居るんだ?」
「……そわそわ…」
きゅるる~
すごい、物欲しそうな目で俺の右手にあるプラスチックケースを見てる…。すげー、見てる。ちら見とかじゃなくてこう…じーって。
「わくわく…」
「…まぁ、その…なんだ…?」
まぁ、いいか。と思った事を、30分後に後悔する事になった俺だった。
「食うか?これ」
「い、いいのかっ!?」
俺はまだ床にへたりついた状態だが、なんとか死守したから揚げ弁当を
期待に目を潤ませる少女に渡す、渡してしまった。
「ありがとう!君は良いやつだな!うるうる~」
「いや、目を輝かせなくていいからさ…はい、これ箸な」
今にも手づかみで食いそうな勢いだったし…美少女の手づかみシーンを見たとなっちゃ寝覚めが悪い。
「つーか、立って食わずに椅子に座れやああああ!!!」
…。
椅子を出して(何故か俺が)机を出して(何故か俺が)そこに少女を座らせて、向かい側に俺も座る。
少女は目が覚めたのかのように、勢いよくガッついてから揚げ弁当を処理していく。…ふう、俺の昼飯は完全に抜き確定だな。そして300円奢ってしまったな。…ははは、財政が…。
「はふぅ~、ごちそうさまだぞっ!ちょっと冷めていたが、おいしかった!」
「そうか、そりゃ嬉しいよ」
もっとも、俺が作ったわけじゃないし、冷めた原因はあんただし。…それにしても、マジで目をキラキラさせてんな。☆の形がはっきり出てるし…。
「腹、減ってたのか?」
「うむっ、それはそれは極度の減り具合でな!目の前にお花畑が見えたんだぞ!」
不意打ちとはいえ、そんな状態で大の男を足払い一発で倒す戦闘能力ですかい。すごく動きがテキパキとしてたし…。
「んで、獲物ってなんだ?」
「獲物?あぁ、この部屋で弁当を食べようとするデスペラードとかの弁当だな」
「…すみません。 んで、この部屋って空き教室じゃなかったのか?」
少なくとも、6月のうちは空き教室だったはず。
「うむ、空き教室だったから私が、超神研究部室として使わせてもらってるのだ」
「超…なんだって?」
「超神研究部、この世に起こるあらゆる超常現象。つまり、科学では解明しきれない事物について、独自の調査を踏まえて謎を解き明かす集団だ。
参加条件は特にない。ただ、やる気さえあればいいのだ。
そして、何故”超神”かというとだな、これは私流の解釈にすぎないのだが、超常現象とは…俗に言う、”神”と呼ばれる何らかのエネルギー物質が引き起こしていると考えている。
私が言う神…それは、仏だの霊だの精霊だの統合思念体だのマナだの…といった
神聖視されるような”存在”であって、魔法だのといった人工…いや、
何者かによって作られたエクトプラズムというわけではない…
だから、正しくは…原因を解き明かすというより、犯人を突き止める
といったところが、正しいかもしれないな」
「そ、そうか…」
これっぽっちもわがんね…ただ、一般人の考える事じゃないってのはわかった。…嫌いじゃないぜ、こういうノリ。
「とりあえず、元気になったみたいだな…よかったぜ」
「あぁっ!あっ…そうだ、君の名前を教えてくれないか?」
「俺の名前か? 星沢明人っていうんだが…」
「ほうほう、星沢明人…どんな漢字なんだ?ちょっとこの紙に書いてくれ」
「星はスターの星に、沢はさんずいに尺っと…あきと は明るい人…っと、…これ入部届けじゃねぇか!!」
釣られた…。ベタベタな手に引っかかった…。
「いらっしゃいませ!ハイパーゴッデスプロジェクトへ…くすっ…ようこそっ☆!」
「くすってなんだ!?何に恥らっている貴様!そしてこの紙はなんだ!」
ゆさゆさ
「あうあうあ~そんな揺らしてもコインはでないのだ~」
「はっ!」
…思いっきり、女の子の肩つかんで揺らしちゃったよ…。くふぅ、痴漢の名簿リストに入るのか俺は。
「改めましてよろしく、後輩君」
白くて綺麗な手を差し出される、これ…握ってもいいのだろうか。不安である。
「いやー、君の話は聞いているよ」
「知っているのか?」
「うむ、昨日もロシアの組織に銃を持たずに殴り込んで一人で全員素手で殴り殺したんだろう?」
「それ、別の人だ」
と、いいつつ俺の手は自然と彼女の手を握っていた。…あんたが超常現象じゃ?
ぶんぶんぶんぶん、思いっきり手を振り回してくれる。
「はっはっはっはぁ!よろしく!後輩君!」
「先輩なのか?あんた」
「貴様、この学園の生徒なのに先輩と後輩もつかないのか?
ほれ、私の胸元を見ろ…ほれ、ここだ」
なんという刺激的な台詞を吐きやがるんだこやつは。ま、やましい事なんて1ミリも考えて無いんだろうけど。
胸元には、3年生の学年カラーである赤色のリボンがつけられていた。
「そういう事だ、先ほどの解説から推測してると思うが、私が部長だ。」
「他に部員は居るのか?」
(注*まだ手を離していない)
「うむ、後二人居る。」
「い、居るのかよ…。」
(注*まだ離してない)
「二人とも勉学に勤しんでいるのでな」
「まて、今何時だ」
「1時55分だな、うむ。私の体内時計がそう告げている」
念のため、腕時計を確認(手を離した)…ジャスト1時55分。
ついでに、5分前に昼休み終了している時間。
なんてこったい、さらに俺の不良度があがっちまうじゃねぇか…優等生になりたいわけじゃないが…不良扱いってのも嫌なんだが。
「ははは、授業受けたいなら、今から走れば特に問題は無いと思うぞ?
ここでくつろいでいくってのも、私は一向にかまわないがね。
もう君は身内だ、好きにこの部屋を使いたまえ」
どうやら俺は、本当に 超神研究部の名簿に追加されてしまったようだ…だあああああっ!!
…ん?
「あんたは、いいのか?」
「む?君は身内だから、別にかまわないぞ…ただ、あまりに汚い行為はやめて欲しいが…全裸ぐらいなら許す」
「いや、そうじゃなくてな…授業は…?」
「…私には、必要無い…らしい」
…酷く、凍りついた空気が部屋の中を流れた。
私には必要無い という言葉なら自信過剰等の理由で理解できる。
しかし… 必要無い…らしい ”らしい”これは、他人から与えられた言葉。
「すまん」
「いや、いいさ!その分私は部活に集中できるって事だ!」
即座に、笑顔に戻る…
「…部長でいいんだよな」
「うむ、立場上 部長だな。別に先輩でもいいぞ!会長ってのも気分がいい。」
戻る…部長。
バスケがすげぇ好きだったわけじゃないし、このまま行く宛もないし丁度良い。
『超神研究部』とやらに、入ってみてもいいんじゃないか?
…それは、なんとなくだった。 なんとなくな理由だった。
いずれ、意味は変わっていくかもしれない。
-私には必要無いらしい- そんな部長の、暇つぶしに付き合ってやりたい。
そんな意味も…なんとなくに含まれてるんじゃないかと。
「必要無い…か、俺も授業には必要とされてないしな」
「そうなのか?…たしかに、特出すべきアビリティがあるわけじゃなさそうだけど」
「…そういう意味じゃないが、まぁ部長…噂と接する時間があったらさ
星沢明人の名前を調べてみてくれよ。どういう意味だかわかるからよ」
「ふっ、仮に君がどういう人間だろうと、大切な部員である事は変わりない。過去なんていくらでも偽れる、偽られる。大事なのは”今の君”さ」
「そ、そうか」
不覚にも胸を打たれた。
この部長、ただの変な美人だけじゃないらしい。ただ、俺は恥ずかしくて部長に背を向けてドアを開けた。
「とりあえず、ちょっくら授業出てくるぜ」
「あっ…後輩君」
「ん?」
切ない声で呼び止められる、胸がきゅん とした。
「放課後も…ここに来てくれないか?」
放課後までに”ここが残ってるか心配だったが、俺は答えた。
「部活なんだろ?…あたりめぇだ」
返答は聞きたくなかった、なんてったって、今の台詞がすげぇ恥ずかしいから。 くすっ という音を聞いて俺はドアを閉めた。
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