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2007.08.13 (Mon)

ふぉああああああああああ!! 

俺「今日は遥ルートが思いつきました」
瑠衣「・・・うん」

俺「本編です」
瑠衣「もうなにも言うまい・・・。」


【More・・・】




翔「・・・やりすごせたみたいだな」
屋上に逃げ込んで何分たっただろうか
ようやく、ドアの向こうから怒りの声が聞こえなくなった。

翔「ふう~」
俺は大きく溜息をついて、後ろを振り返る。
翔「ごめんな」
胡桃「すまない・・・」
・・・。
同時?

翔「その、俺のせいで」
胡桃「私のせいで・・・」
二人「・・・。」
翔&胡桃「いや、だから俺が(私が)っ!」
・・・ふ~
溜息がでた。

実際のところ、どう考えても悪いのは俺である。
翔「・・とりあえず、座ろう」
胡桃「そう・・・だね」
フェンスによっかかるように俺達はアスファルトに腰を降ろした。

胡桃「・・・その・・・私のせいで、巻き込んでしまった・・・」
胡桃「私が、不甲斐無いから、君がこんな苦労をするんだ・・・。」
翔「俺は、頼まれたからやっただけだぜ」
胡桃「遥・・・だよな」
翔「あぁ、だが会長は悪くねぇさ」
胡桃「・・・私は、遥が居ないと何も出来ない。
いつも周りに流される
本当は、私一人でなんとかしなきゃいけないのに・・・」
翔「いや、だけど こんなに大きな騒ぎになっちまったのは
俺が原因だし」
胡桃「・・違う。 まず、そもそも君が私を助けに来るという事で
君の手を煩わさせて居るじゃないか」
翔「そりゃ、頼まれたから」
胡桃「私が、自分でしっかりしていれば・・・遥だって君に頼まないよ」
翔「そりゃ、そうかもしれないけどな・・・
確かに、会長に頼まれなければ・・・俺はあの場には居なかっただろう。
姫や純と一緒に平和に帰宅していただろう」
胡桃「・・う・・」
(後悔している [>だが、今となってはそれが正しいとは思えない)

胡桃「え?」
翔「だって、あの時胡桃さんは確実に困ってただろ?
確かに、知らなければどうする事もないが。
マジで困ってる 友達 をさ、見捨てるわけにはいかんっしょ」
胡桃「と・・ともだち・・?」
翔「あぁ、胡桃さんは友達だって前言ったじゃないか。
実際さ、俺は 友達なんか持った事無いからはっきり言えないけど
・・・助けたい って思ったんだ。
ま、このザマじゃぁなぁ・・・」
胡桃「う、ううん!ぜんぜんだよ!
・・・で、でも翔君、迷惑・・じゃないのか?」
翔「・・・・俺な」
少し、過去の話でもするか。

翔「面倒な事、すげー嫌いなのよ」
胡桃「うん・・・」
翔「今まで生きてきた間で、出来る限り人間関係を作ろうとしなかったし
他人と関わる事を裂けまくってた。
おかげで・・・前の街に居た頃のお隣さんの名前も、顔も覚えてない」
翔「逃げ回ってた・・・っていうのかもしれないな。
ま、長年逃げたんだし そろそろ面倒なことに巻き込まれてもいいだろ
みたいな考えかねぇ・・・」
胡桃「・・・やっぱり・・嫌・・だよな」
翔「んー・・・ 確かに、マイナスな事ではある。
けど、犠牲を払ってでも得たい物ってのはあるもんだろ?
俺は、自分の自由を犠牲にして 胡桃さんの自由が欲しかった
・・といっても、あまり自由じゃないけどな 今」
胡桃「・・・犠牲・・。
君は、それで良かったのか?」
俺って、人を元気付けるっていう行為にとことん向いてないのかも。
・・・正直な言葉で言う作戦にでる。

翔「後悔する選択肢は選ばない。」
胡桃「で、でも!君はいろんな男に目の敵にされてしまったんだぞっ!」
翔「まぁ、いいんじゃないかね」
胡桃「え・・?」
翔「それでも、とりあえず今日の胡桃さんを守る事が出来たから
目的を達成できればそれでいい」
実際、目の敵にされると・・・・ え、ストーカー!?

さっきの胡桃さんと 今の胡桃さんの顔を見比べてみる。
今の胡桃さんは、バツの悪そうな顔ではあるが、どこか力を抜いた
安心したような顔に見える。

胡桃「・・・私な、後悔しているんだ」
俯いたまま、静かな声でつぶやいた。

胡桃「私がこんな状況に追い込まれたのも・・・全ては私があんな・・
愚かな事をしたからなんだ」
翔「・・・転校初日に男子に告白・・か?」
胡桃「ふっ、その勇気があったらいいな・・・。
事・・というより、積み重ね というものだろうか。」
翔「ふむ」
何を積み重ねれば、アイドルになれるのだろう・・・。
日はもう少しでオレンジ色になる。
少ししんみりしちまってんな、空気が。

胡桃「君は、失望するかもしれない・・・いや、嫌悪するかもしれないな。
真面目な君の事だし・・」
翔「純と比べれば真面目なほうだな。
・・・んで、どんな事だい?」
胡桃「その・・・、えっとだな・・・ふむ・・・」
本気で嫌悪されるのを心配しているのだろうか。

嫌悪はしないとしてでも、色々失望しそうな例
その1
胡桃『私、男なんだ』
ついてるーっ!!
しかも俺よりでけー!
・・・そりゃ、失望するわ。

その2
胡桃『私、実は・・・
君の母親なんだ』
おふくろーっ!? い、いや、俺のお袋は死んだはずだ・・。
記憶がないから覚えてな・・いや、まさか・・!?
ってちがあああう!!

その3
胡桃『私は・・・』
ビリッビリビリッ!!
駆仁彦『俺、なんだ』
親父ーっ!?
・・・、ありえそうで ありえないだろ。
いや、ありえ・・・るのか・・?

って、違う!違うぜ俺っ・・・!
確かに今の3つは俺が失望とか色々しそうだけど
胡桃さんがアイドルになる要因にはならん。

胡桃「・・・はふぅ」
大きく深呼吸、諦め(覚悟?)がついたのだろうか。
胡桃「私・・・実は・・」
少し強い風が吹き抜けた。 ちょっとドラマティックな展開に
ドキドキ
若干、胡桃さんの瞳には潤みが見える。
妄想が膨らむ。

胡桃「実は・・・ 好き・・だったんだ」
翔「・・・え?」
え、いや、告白っすか!?オープンユアハートって奴すか!?
いや、だから待て俺、アイドルの要因には(略)
って知り合ったばかりじゃないか!
・・・落ち着け。

翔「何が、好きだったんだ?」
胡桃「・・・おとこ・・」
翔「・・・はい?」
胡桃「男、好きだったんだよ・・・」
ずどーん
俺の胃に10t文鎮が投げ込まれたようだった。
・・おとこ、すきだったんだよ  ではなく
おとこ、ずきだったんだよ・・・だよ?

こんな、清楚で純粋にしか見えない胡桃さんが
夜な夜な男引っ掛けてタイトなドッグファイトを重ねてたってことか?
(翔内の男好きのイメージ)

胡桃「・・・ん、まぁ・・典型的な男好きだったわけじゃないっ!」
翔「お、おうっ!」
脳内に浮かんでいた一部R-18なイメージをなんとか打ち消した。
胡桃「・・・私は、姫から聞いているかな?
恋愛小説とか、少女漫画が大好きなんだ」

胡桃「それで、高校入る前の私は・・・恋愛というものに凄く
憧れていてな」
翔「中学でもできたんじゃ・・・」
胡桃「ほらー、本当の恋は高校からだろー?
っていう、まぁ イメージがあって 中学はしなかった。
そして、 高校に入って・・・いざ、恋愛! みたいな意気込みで・・
しかし、現実は甘くはない。
それこそ、漫画みたいに男の子と出会う事なんてなかったよ」
俺、女の子と出会ってんなー・・・うーむ。
よくないよくない よくないぞ・・・自重せねばならぬ

胡桃「それで・・・何を焦ったのか私は
自分から出会う事にしたんだ。」
翔「・・・うん」
胡桃「色んな男に話かけまくった、そして気づいたら・・・
そこら辺の軽男系ギャル系のグループにカテゴライズされていたよ。」
翔「それで、男好き・・ってか?」
胡桃「そう、見られていたかもしれない」
翔「そうだな、俺がその現場に居たら 確実に男好きと見ていた」
胡桃「うむ・・・、言い訳にすぎないが、決して
夜な夜な男引っ掛けてタイトなドッグファイトを重ねる目的じゃなかったぞ」
翔「う、うん
ま、まぁ・・・今の胡桃さんを見ている俺はその頃の胡桃さんを
単なる男好き とは見ないな。断言する」
胡桃「本当かっ!?」
がばっ

翔「ほ、本当・・だ・・。」
く、くく首が・・・。
胡桃「む、ごめん! ・・・ふう・・・すっごく安心したぞ今のは
ほら、君って・・そういう尻軽女とかギャル系って嫌いだろ?」
翔「大がつくぐらいにな」
明らかに面倒事を持ってそうな奴らとは極力関わりたくない。
・・・って

翔「そうか、それで胡桃さんは・・・、そいつらに巻き込まれてしまったのか」
胡桃「・・・あぁ、すぐ間違いだと気づいたのだが・・。
それでも若き日の私は、そいつらの夜遊びに付き合ってしまったのだよ。
小説みたいな展開を期待してな・・・」
翔「して、結果は」
胡桃「無かったから、今の私が居るのさ。」
老けたな、胡桃さん。

胡桃「・・・んで、何が間違いだったかって・・・
男に近づくために、・・今のアイドル状態だ」
翔「・・・え、その頃の素もこんなんだったのか?」
胡桃「いや、比較的 今の姫に近い。
といっても・・・君の前に居る姫とは少し違うかな?」
翔「えぇ、わかってます。 まぁ・・姫についても色々知りたいですが
それは後で」
胡桃「私にもわからない事が多いよ、 で・・・戻すけど
若かった・・・ 書籍の真似事をすれば書籍のように話が進むと信じ
・・・な」
翔「・・・。」
メルヘンな人だ。 失礼だけど、そう思った。

胡桃「・・・それで、いつのまにかぶりっ子な胡桃ちゃんが
皆の頭の中に焼きついてしまったんだ。
・・・そして、そのぶりっ子な胡桃ちゃんに本気で恋をした奴が現れた」
翔「そいつの存在が、今の胡桃さんを縛り付けるのか」
胡桃「・・・人のせいにはしたくないのだ・・。
私は、遥が居ないと どうしても他人に流されてしまう。
その、私に恋をしてる奴は 不良まがいの金持ちの糞ボンボンで
ぶっちゃければ、付き合うなんて反吐が出る。
だけど・・・そんな奴でも、恋心を踏みにじる事は出来ないんだ。」
翔「・・・振っちまえば?」
胡桃「だめだ、私はさっきも言ったとおり、遥がいなきゃ流されてしまう。
遥が居る状況で告白なんかしてこないだろう・・・
ってなれば1:1だ ・・・そうしたら、私のエゴが勝ってしまう」
翔「辛い立場だな、そりゃ・・・だが、自業自得だ」
胡桃「うむ・・・自業自得な上に遥に頼っている・・てね。
ふふ、なんか、ダメだな私」
翔「ま、それが人ってもんだけどな。
胡桃さんを取り囲んでる連中よりも、さっさと告ってさっさと行っちまう軽男よりも。
ぜんぜん人らしい・・・
そして、そういうところが胡桃さんらしい・・・のかな」
胡桃「私、らしいか?」
翔「自分よりも他人を優先する それが胡桃さんの素性・・・か。
俺には理解できないが、良いと思うぜ そういうの」
どんな事でも、とりあえず自分を優先します。俺は

夕日が映えてるのか?心なしか、胡桃さんの顔が赤く・・・
・・ってさっきからずっと胡桃さんの顔見つめてんじゃん 俺は!
胡桃「そ、そんなに褒めないでくれよ・・・~~
恥ずかしいじゃないか・・・、嬉しくなってしまった事が・・」
あ、本当に赤くなってたの。
赤くなる胡桃さんにつられて、俺の顔の温度もあがる。
夕日が映えたって言い訳しよう。

いい加減、この話題を終わらそう・・・赤くなっちまうのははずいからな。
翔「とりあえず、姫の安全はなんとかなった。」
胡桃「そうみたいだな♪ 姫の雰囲気でわかる」
翔「さて、次は胡桃さんだ」
胡桃「え?」
翔「会長もこれから忙しくなるんだろ?
だったら、俺が代わりに・・ってな。」
ほかに、出来るような奴は居ないし・・。
あ、我らが黎様なら大丈夫か。んー、でも黎様を巻き込むのも悪いし
純?あいつはダメだ。

翔「とりあえず、そのぐらいは友達の義務じゃないかな。
せっかく友達なんだしな」
胡桃「そ、そうか・・・いいのかい?」
翔「いや、胡桃さんが良いっていうなら色々サポートするしさ?」
胡桃「良いもなにも・・・ 大歓迎に決まってるじゃないか!!」
こういう、素直な所が素でモテると思うんだがなぁ・・・
ぶりっ子じゃなくても。

空は完全にオレンジ色に染まり、
「おうちへかえりましょう」のアレが聞こえてきた。

翔「あ、そういえば 胡桃さんって料理上手いって聞いたぞ」
胡桃「誰にだい?」
翔「親父」
胡桃「ほー・・・ ふふっ♪自信はあるぞ☆
猛勉強したんだからなっ」
翔「あー・・・、もしかしてそれも・・」
胡桃「・・・恋人に、おいしいご飯を作ってあげるためだ。」
翔「実際食べた男は」
胡桃「父、親父さん(駆仁彦)、純、明さん」
翔「ん?一人知らないのがいたな」
胡桃「明さんかな?」
(純 [>明)

胡桃「なぁ、その選択肢あまり必要ないんじゃないか?」
翔「え、そっかな。
まぁ・・・明さんって」
胡桃「黎ちゃんのお兄さんだ」
翔「え、居たの?」
胡桃「うむ、この学校の職員だぞ 今年からだな」
黎様の兄、とても豪快な人なのだろうか。
胡桃「たまに、庭の掃除とかしてるよ」
翔「・・・掃除の人?」
胡桃「用務員 って奴なのかなー? まぁ
工事とかも請け負ってるし、色々お役立ちさんだね」
翔「ほうほう・・・っつー事で
その、料理を食べたことのある男リストに 俺を追加してもらえないか?」
胡桃「・・・んっ?」
翔「その・・さ、俺、上手い食い物だけは興味があった人間なんだ。
だから、胡桃さんの料理を食べてみたい」
胡桃「・・・よーし、じゃぁ 明日のお昼 ここに集合でいいかな?
遥には話をつけておこう、しばらくぶりに本気を出すとしよう」
翔「明日の昼飯を作ってくれるってのか!?」
胡桃「あぁ、どうせ姫の弁当だろう?」
翔「お、おう・・」
胡桃「姫には悪いけど、明日は私が君のお弁当を作ってあげるからな」
翔「ふぉおおお・・・」
ドキドキしてきた。

姫の作る弁当は格段に上手い。
それよりも上を頂けるっつー事は・・・
うーん
翔「じゅるり」
おっと、これはこれは。

・・・。
さて、流石にもうファンとかは残ってないだろう。
胡桃「し、慎重にな・・」
翔「慎重にドアあけても待ち受ける結果はかわらんけどな」
といいつつ ゆっくりとドアを開けた。
・・・。

遥「おいっすご両人!派手にぶっ壊したにぇー!」
胡桃「は・・・」
遥「にょにょーん」
胡桃「はるかあああああああああああ!!!」



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