*All archives  *Admin

--.--.-- (--)

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【編集】 |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2007.08.02 (Thu)

さぁ、始まりました!! 

俺「みなさーん!こーんにーちはああああああ!!」
・・・。
俺「当ブログの管理者、DualImpactです!」
・・・。
俺「静かです。
改めまして ご挨拶しますね!

本日、8月1日より COTSの更なる大幅アップデートが施されました。
長期にわたるメンテナンス、大変申し訳ございませんでした。

さてさて、初めての人も、そうじゃない人も!改めて
読み直してくれると嬉しいです!

それで・・ですね、
まず 今回執筆いたしますのは
COTS~HappyEndLess~「灰の章」です。

ごく普通でちょっとコワめ系テンション低めの青年、芹沢翔君と
不本意型学園のアイドル、そしてお隣さんの先輩 白雪胡桃さんの
恋の物語です!

えーっと、前回の 姫編は 「白の章」と改められました
こちらも未完成でございますが、←の姫カテゴリをご参照下さい。

ここから先、初めての人はちょっと読み飛ばしちゃってOkayです!

「灰の章」アップデート項目
・白井姫、白井胡桃の名称が 白雪姫、白雪胡桃 に変更
・星見高校→私立星見学園 規模が大きくなりました。
・駆仁彦の表記が 父→駆仁彦 に変更

他の改変項目は 物語を読んでいくうちに・・・ という事で!

それでは! COTS 灰の章 スタートです!」


【More・・・】




・・・ふぅ。
薄ぼんやりとした灰色の空の下、
高速道路を走る父親の運転する車、その後部座席
俺は無意味に溜息をついた。

瑠衣「何も変わらないんだな」
隣に座り、反対側の窓から景色を眺めている妹も溜息をついた。

翔「変わる実感がまだ湧いていない」
瑠衣「そうだね、僕だって判らない・・・楽しみじゃないのか?」
翔「新しい街がか?」
そう、俺達は今から新しい街へ移り住む
今はそこに向かう途中
見慣れた道、見慣れた建物達は 既に背後で小さくなってしまった。

瑠衣「どうせ、寂しくもないし、惜しくもないんだろう?」
翔「そうだな」
俺、芹沢翔は 友達が居なかった。
今まで、別に欲しいと思ったことや 居ないと困る なんて思った事もない
(決して強がりではない)
そのおかげか、別れに涙する人も、見送りに手を振る人すら居なかった。

瑠衣「僕も・・だが」
妹にも”そんな人”は居なかった。

瑠衣「変わろう、とは思わないのかい?」
翔「さぁな」
瑠衣「心機一転、友達100人女10人作ってやる 的な事でも
考えてるのかと思っていたよ」
翔「女10人は特に不可能だな」
瑠衣「倫理的に じゃなくて 実力的に という事でね」
翔「それ以前に興味が無い」
瑠衣「朴念仁め」
そして、そんな俺は15歳になっても 女という物に興味が無かった。
いや、完全に無い というわけではないが
色恋のひとつやふたつが無い・・・という事だ。

翔「そこは、お互い様だけどな」
瑠衣「ふっ、言うだけ言うがいい」
俺達兄妹は似ていた。

瑠衣「兄君(あにくん)」
翔「ん?」
瑠衣「さっきから父君(ちちくん)が静かだね」
言われてみればそうだ。
俺の父親 芹沢駆仁彦は まぁ、よく言えば変態 悪く言えば病人
そのぐらい狂った野郎なのだ。

どのくらい狂った野郎かというと、
放し飼いされている犬をとっ捕まえて 突如犯し始めたり
「これがジェノサイドだ!」と言いながらビルの屋上から小便をしたり挙句の果てには、ボウリング場でレーンにスライディングしてガーター入りするぐらい
狂った野郎だった。

しかし、ひとつだけ長所があった。
唯一の長所 それは
”魔法使い”である事。
と、言っても誰も信じまい。
だが、本当の事なのである。
そもそも、魔法という物が世の中に認知されているどころか
存在を否定されているし、誰も実在するなんか思っていない。
だから、”唯一”なのである。
その息子である俺は、そんな力は微塵も無い。
妹はある。

さて、話は戻るが
盗んだ窓ガラスに乗って夜の街を走り抜ける父親が
色恋なんたらという 脂の乗った話題に食いついてこないはずはない
しかし、何故か黙々と運転している。

翔「親父?」
駆仁彦「・・・」
翔「聞いてるか?」
駆仁彦「・・・・」
何の返事もない

瑠衣「寝てるね」
翔「・・・うーむ」
そう、”普通じゃできない事”が出来る父親なのだ。

・・・。
車に揺られて3時間、俺達は新しいステージ
”明月市”に到着する。 人口11万人程度の中規模な街だ
海があり、山があり 自然もそれなりにあり かつ 
若者が好きそうな 娯楽施設、及びサービスも充実している
所謂、万能都市というわけだ・・・中途半端といえばそうかもしれない。

瑠衣「うん、悪くないね」
翔「あぁ、そうだな」
駆仁彦「んぁー・・素直じゃねぇなぁ、ガキ共は」
瑠衣「あ、おはよ」
眠り続けてた父親が、ようやく起きた
よく無事故でここまでたどりつけたものだ。
高速道路を降りて、街の中心部へ

翔「なんか、雰囲気違うよな」
瑠衣「人の顔かもね、皆温かい顔をしているよ」
翔「こっぱずかしい事を言うんじゃないぜ・・」
瑠衣「ふふっ、僕は早速この街の空気にやられたのかもしれないな」
しかし、妹の言うとおりだった。

往来する人々は皆、今までおれが見てきた人間の顔とは少し違った。
見るだけでわかる、”幸せ”そうな顔 
俺は、長年培ってきたこの やたらと冷たい性格のおかげで
人の心を察知する能力を手に入れていた。
だから余計に・・・人々の幸せがわかるのかもしれない。
まぁ、わかるのは幸せという事実であり、幸せの内容ではない。

大通りを抜け、坂道を登りながら丘の見える住宅街へ進入する。
そこに、俺達の新居がある
新居・・・といっても、父親の実家である。
親父の両親は既に他界しているが、家自体は親父がしっかり管理していたのだという。
ついでに、俺(達)の母親も既に他界している。
俺は、ある事がきっかけで母親の記憶がないので なんともいえないのである。

まもなくして、車は少し古びた日本式の木造二階建て住宅の前に停まった。
引越し業者は既に運びいれを終了しているようだ。
後は、手荷物を運び込めば 俺達の引越しは完了となる。
父親が車から出て、業者と少し会話した後 業者は帰っていった。
・・・さてと

ガチャッ
「きゃぅっ」
外に出ようとドアを開けたところ、通行人にぶち当たってしまったようだ。
・・・しかも、女性に当ててしまったようだな。
翔「・・・えーと」
困った
ここで閉めると失礼だし、かといってさらに開けるともっかいぶつかるのでは?
・・・まぁ、ゆっくり開ければ問題ないか。

よっこらせ・・・
・・・あ、つまづいたっ

「・・・っ!?」
翔「つっ!」
ドアを開けた拍子に、大きく前につんのめってそのまま地面に倒れてしまった。
倒れる・・・だけならいいんだがな。
何故か目の前が白い。
白いし、なんか布っぽいし。

瑠衣「・・・あ、あにっ兄君!」
翔「・・・。」
「ほぇ~・・・」
3秒停止、思考展開・・・3、2、1、 OK状況把握不可能

瑠衣「ああああ兄君!そこから早く動くんだ!」
翔「お、おう!」
俺は腕を立てて勢い良く立とうとする・・・・それが間違いだった。
「ひゃんっ」
頭が何か、布っぽい物に抑えられたがなんとか体を起こす事ができた。
・・・そして、目の前に広がる光景を見た。

「うにゅ~」
大きくひっくり返っている少女が居るではないか。
・・・スカートの中丸見・・ってまさか!?
瑠衣「そ、そのまさかだよ兄君」
つまり、その・・・なんだ?
駆仁彦「倒れた勢いで尻餅ついてる少女のスカートの中にヘッドスラィディング!
そしてさらに、そのままスカートを頭でめくりあげた というわけだ!」
「なるほどなるほど」
ひっくり返ったまま、納得するなよ 謎の少女よ。

「よっ」
ん?ネックスプリングか?
バタン!
「ふに~」
失敗してるし
「よっこいせっと」
で、結局普通に立ち上がったと。

「ふぃ~ びっくりしましたです」
翔「い、いえこちらも大変びっくりしました」
瑠衣「その前に」
翔「すみませんでした」
「いえいえ~、こちらが勝手にお出迎えしたまでですからっ♪」
翔「・・・出迎え?」
なんだそれ、初めて聞く言葉だぜ

「はいほい、お引越し業者の車が到着してから 今か今かと
待ち構えていましたー」
翔「は、はぁ・・・」
何事もなかったかのように、事情を説明しだす少女
ついていけない、といえばついていけない
・・・しかし、なんだ? かわいいな
つぶらな瞳に見るからにサラッサラな長髪
そして、そこそこの大きさを持つ 胸
い、いかん、ついつい目線が・・・!

「え~っとですね、私の名前は・・」
気づけば、自己紹介に話が移っていた。
「白雪・・・姫って申します♪」
翔「白雪さんですか」
「ぶっぶ~」
翔「え?」
「姫です。
呪われた林檎を食べて永遠の眠りについているわけでもないですが
王子様のキスを待っている姫です。
あぁ~♪いいですね、王子様」
翔「僕は王子じゃないです・・・。
えっと、白雪さん」
「ひ・め☆」
・・・なんとしても名前で呼ばせたいらしい。
まぁ、出迎えてくれてるんだし今後も多少なりとも付き合いはあるんだろうしな。

翔「姫さん」
姫「はいなんでしょ?」
翔「何で出迎えなんかしてくれるんですか?
姫「ほぐっ それは・・・お隣さんですし・・・」
翔「と、隣っ!?」
姫「それに・・・」
さらに続きがあるのか・・・!

姫「楽しみに・・・してましたから」
翔「俺が、来るのを楽しみにしてた・・?」
判らん、この展開がわからん。
俺ってそんな有名だったか?

駆仁彦「ふっ」
・・・情報を流したのはこいつか。

姫「さてさて、立ち話もなんですので お引越し作業!お手伝いしますよん♪」
翔「っと、いっても手荷物ぐらいだぞ?運ぶのは」
姫「むっ それでもお手伝いしまっす!」
翔「そ、そうか・・・じゃぁ、頼むぜ」
姫「らじゃっ!」
・・・気づけば、妹との・・・ほどではないが
普通に会話を交わしている俺が居た。

駆仁彦「フヒヒ」
・・・そんな目で、見るなよ。




俺「俺的にはいい調子です!」
スポンサーサイト
【編集】 |  00:21 |  胡桃  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する


管理者だけに表示

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。