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2007.07.10 (Tue)

ReMix 

俺「はーいってことで本業はいりまー」
仁「今日はエロゲーやってまてん!」
俺「毎日やってるわけじゃないですよ^^;;;;;」
仁「毎日作ってるけどな」
俺「表に出さなくとも、頭の中では・・・。」

第4話「年上の恋人」

【More・・・】




この、不肖芹沢翔 この世に生を受けて15年(そろそろ16年)
初めて「こんな事」を考えた。

恋人ってなんだろう。
翔(確かに、俺と胡桃さんは恋人だ)
それは、確かなはずだった。
あの時、お互い確かめ合ったから・・・
けど、この不安はなんだ。
まるで、俺達が恋人同士ではないような不安、
二人の関係は・・・友達とも言えぬ・・・なんだろう。

俺は、胡桃さんに恋人らしい事をしているのだろうか。
本当に胡桃さんは俺を恋人と思っているのだろうか。
胡桃さんは、俺の事が好きなのだろうか。
俺は・・・胡桃さんが好きなのだろうか。

好きってなんだろう。
今まで誰に対しても抱かなかった感情、
だから、わからない。
わからないまま、事実だけが出来上がってしまった。
・・・そんなところか。
けど、胡桃さんには俺を好きで居て欲しい という
確かな望み。
それが・・・好き・・という事なのか?

翔(いいや、あまりにも受動形すぎる)
かといって、これといった自動的な理由は見当たらない。
父『躊躇うなよ』
躊躇っている・・・
俺が、何を

恋人になる・・・
それは、相手に自分の事を知られる事。
・・・知られてはならない事・・・
瑠衣「君が変態だって事ぐらいか?」
翔「それだけは流石に無いはずだ、そして部屋に入る時はノックぐらいしてくれ」
瑠衣「ノックもしたし、声もかけたぞ。ブツブツ言ってる声が聞こえたから入らせてもらったが」
翔「・・聞こえたのか?」
瑠衣「いくら僕でも人の心を読む事はできない」
そうか・・・独りでにぼやいてしまっていたようだ。

呆れ顔の妹は、ベッドに腰掛けている俺の横に座る。
瑠衣「そんなに悩んでるなら、相談しなよ 僕にでも父君にでも
姫君にでも」
翔「しかし、相談するような事ことじゃねぇぜ」
瑠衣「これの事だろう?」
小指を立てて、意地悪く微笑む。

翔「・・うむ」
瑠衣「君はコレに関しては、かなりのビギナーだから
いいじゃないか、相談ぐらいさ」
翔「しかし、お前も恋人なんざ」
瑠衣「恥ずかしがってこの手の話を避けてた君よりゃマシだぞ?」
翔「べ、別に恥ずかしがってたわけじゃないやい」
瑠衣「はいはい・・・、さて何がお悩みだい?兄君」
翔「・・・いや、特にはないんだけどな」
瑠衣「諦めるんだ、顔に出てる」
翔「顔に手を密着させて魔力を収束させられたら、冷や汗しかでないんですが」
瑠衣「・・・はぁ、やっぱり素直になれない ってのが一番の問題?」
・・・さすが妹、ずばりと突いてくる。

翔「まぁ・・そんな所だ。
俺は、何で胡桃さんを好きなんだろうな」
瑠衣「理由なんか必要なのかい?」
翔「え?」
それは、余りにも早い即答だった。
瑠衣は一分も悩まず、答えを返した

瑠衣「いや、君の特性なのはわかっているんだが・・・
あまり理由にこだわらず、感情に任せてみようよ。
多分・・・全部の答えがそこにあるから」
翔「そんな・・もんなのか?」
瑠衣「うん、もう他にいう事は無いよ。大丈夫だ兄君」
翔「あ、あぁ・・・ありがとう。」

・・・理由にこだわらず、感情に任せる・・か。
確かに、そういう類の行為は避けていたからな・・・

しかし・・・
翔「なぁ・・瑠衣」
瑠衣「ん」
翔「胡桃さんが、俺の過去を知ったらどう思うと思う?」
瑠衣「なんだ、それを恐れていたのかい?」
翔「・・・少しな」
瑠衣「彼女を信じろ」
翔「・・おう」
・・それが、瑠衣の答えだった。

-6月3日-
屋上。
胡桃「やっ」
しかし、つい本人を目の前にすると
感情に任せる・・なんて出来ないもので。

いつもどおりに、胡桃さんの話を聞いて、相槌を打って
胡桃さんに色々と任せていた。
・・こんなんでいいのか?俺。

胡桃「~でなっ・・・ん?」
翔「ん・・」
胡桃「んー・・・?どうしたんだ?」
翔「い、いや特に問題は」
胡桃「・・・そうか・・なら、いいんだが・・。」
翔「・・・。」
胡桃「・・・」
翔「・・・」
胡桃「・・・」
重い空気。
もしかしたら・・ここ何日間もこんな重い空気を出していたのか?
俺・・・。

胡桃「・・・翔君」
翔「ん?」
胡桃「・・その・・、私・・なんかで良かったのか・・?」
翔「何がだ?」
酷く、切なそうで、ちぎれてしまいそうな声で・・・。
そして・・・薄く潤んだ瞳で・・・。

胡桃「私で・・・君は、私なんかが彼女でいいのか・・?
私は、君にいつも幸せにしてもらっているんだ・・・
こうやってお昼に二人っきりで肩を並べているだけでも・・・
けど、私は・・・君を・・・幸せにしている実感がないんだ
だから、不安になってしまう・・・
違う意味で”付き合ってくれている”という事なんじゃないかって・・・」
翔「・・・そんな・・」
そんな事を・・思わせてしまっていたのか・・俺は。
・・・。

胡桃「・・付き合ってもらう上で・・・私も極力君に迷惑をかけないようにしていたつもり
ではあるが・・やっぱり、迷惑なんだろうか・・。
ほら、姫とかもいるのに毎日毎日こうやって一緒にご飯食べてもらって・・。
・・・ごめん・・」
・・・・あぁ、最低ヤローだ、俺は。
確かに、意地の汚い女ならこういうのを”あえて”言うかもしれないが
胡桃さんはそんな人じゃない。
純粋に・・・ただ、純粋にこんな心境まで追い詰めてしまっていたのか。
ただ・・・俺が恥ずかしがっていただけで・・・。

胡桃「・・・で、でも・・私は、君と恋人同士で居たいのだ・・。
これからも一緒に居たい、・・・わがままかもしれない
迷惑かもしれない・・けど、私は・・」
・・・くそっ、俺はどこまで最低な野郎なんだよ!!

翔「胡桃さん、ごめん」
胡桃「・・・えっ?」
・・・抱きしめるしか・・・俺には出来なかった。
不器用な俺には、何の言葉もかけずに・・・抱きしめる事しか出来なかった。
言葉で伝えられないから、体で伝える・・・。
あまりにも強引で、あまりにも粗暴で・・・・
だけど、俺は気持ちを抑え切れなくて・・・。

翔「・・・俺が、悪かったんだ」
だから・・・今、言いたくて
翔「胡桃さんにこんな思いさせちまったのは・・・俺が悪いんだ。
俺が、恋人っていう単語に恥ずかしがってて・・・
それで、胡桃さんが好きだって事実に理由を無意識に求めてて、
・・・なんか、色々躊躇ってた。
今も躊躇ってる・・・。すまん、いえなくて」
胡桃「かける・・く・・ん・・っ」
首の後ろで絡んでいる、彼女の腕に力がこもる。

翔「それに・・・恋人同士ってのは・・・相手の事を知る物だと思ってたから・・・
俺、必死で隠してきた事があるんだ、それを教えなくちゃならねぇのかな・・って」
胡桃「ううんっ・・!そんな事はいいよ・・
わたしがっ・・わたしが知りたいのは・・・君の気持ちだよ・・」
翔「俺は・・、やっぱり・・胡桃さんが好きだ」
やっぱり、 の使い方がおかしいかもしれない。
けど、とりあえず 何れと変わらず好きという事を伝えたかった。

胡桃「うんっ・・!うんっ!」
翔「俺には、もう迷惑とかかけまくってくれ。
・・・その、なんだ・・ もう、手加減なしに甘えてくれていいから・・
むしろ、そうしてくれ」
胡桃「あぁ・・・ああっ!翔君っ・・んっ・・・!」
倒れ掛かってきた彼女の体重を受け入れる
・・・んっ?

翔「お、おぉっ!?」
胡桃「へっ?」
受け入れたのはいいが、勢い良く倒れてしまった。
カーンッ☆

ふふふ・・・コンクリってかてぇな
翔「・・おー・・」
胡桃「あ・・・あっ・・?あっー!」
翔「な、なんだっ!?」
先ほどもすこし紅潮していた胡桃さんの顔が一気に
ボンッ!
って音とともに真っ赤になる。

胡桃「こ・・・ここ屋上だったんだよな・・」
翔「ど、どうしたんだ?」
胡桃「い、いや・・そ、その、なんでもないんだ・・・」
見下ろす彼女、見上げる俺
俺の頭の横には2本の彼女の白い腕。
翔「・・・・。」
胡桃「///」
・・・思索中・・・。

・・・。
翔「あっー」
胡桃「・・・。」
翔「ん・・でも・・」
両手を伸ばし、首のうしろに手を回して引き寄せる。
そして・・・顔と顔を重ねて唇をあわせた。

胡桃「んっ!?・・・んっ・・」
突然の出来事に少し驚いていたようだが、すぐに安定したようだ。
それは・・・軽く触れ合うだけのキス。
それだけでも、大きな進歩(だと思う)

・・・。
胡桃「はぁ・・・と、とうとうなんだなっ!」
翔「い、いやそんなに興奮されてもだな」
胡桃「う・・・嬉しかったぞっ!」
翔「お、おうっ!」
・・思いついた。

翔「胡桃さんの事を好きな理由、ひとつ思いついた」
胡桃「ん?なんだい?」
翔「・・・その、笑顔を見ていたいからだ」

この台詞を後々妹に報告したら
呆れられた。
けど・・・

胡桃「うんっ!私も君の事を見ていたい!大好きだぞっ」
いまの俺達には・・・とても良い言葉だったに違いない。

・・・。

胡桃「・・・そ、その・・今日、君の家・・行っていいか?」
翔「えっ?」

・・・。



おっけ感覚取り戻してきた
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