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2007.06.29 (Fri)

ロリコンの歌 

俺「ろーりーいたっ♪」
仁「僕はろりーこおおおおおおん!!」
俺「ろーりーいーた!」
仁「禁断のかじつううううううう!」
製作チーム「HAHAHAHAHA!!!」

俺「さて、そろそろ固有ルート突入ですね」
仁「ってかすでに突入してるんじゃ(」
第18話「恋敵?」


【More・・・】



-5月12日-
姫「うーん・・・今日もせーくんいないなぁ・・」
黎「今日も・・というか、どこ行ってるかわかってるんでしょ?」
姫「そりゃ・・・、でも」
黎「姫はどういう考えなの?」
姫「私?私は・・・」
黎「姫が望む事になるなら、それでいいじゃない」
姫「・・・そう・・だよね・・。」

・・・。
翔「なんか、こうやって食うのも日常化してるな」
胡桃「ふふっ、私にとってはがんばった自分へのご褒美みたいだけどな」
翔「・・・そうなのか」
依然として、胡桃さんの辛さは軽減されていないのだろう。
自分の立場上からみれば、これでいいのかもしれない。
しかし、胡桃さんとこうし続けて一ヶ月がたった今
それだけでは満足しない自分が居る。

本当にするべき事・・・・。
それは、辛さから助け出してやる事なんじゃないかと。
しかし、それはどうやるのだろうか。
・・・いや。

翔「なぁ胡桃さん」
今日は俺が料理した弁当(うまいとはいえない)を
さぞかし美味しそうな顔で頬張っているアイドルに問いかける。
胡桃「むー?」
翔「危機を脱するための方策は立っている。
しかし、その方策は明日を変えてしまうので
躊躇っている自分が居る。さて、どうする」
胡桃「ん・・・コクンッ・・ぷはー
えっとな、その変化する明日はどっち方向なんだ?」
翔「わからん、俺には未経験の世界なものなんだ」
胡桃「危機の度合いによるが、猶予があるなら考えればいい。
とにかく考えるんだ。
無いなら、覚悟を決める・・・という事だな」
翔「覚悟か・・・」
・・この方法にも、覚悟が必要なのだろうか。
いや、それは俺だけの場合だろう。
俗に言えば、これは幸せになるための行為
だから、本当は覚悟なんていらないんだ。

胡桃「ふむ、君がどんな危機に瀕しているのかはわからないが・・・
私の目の前で君が怪我をするような事だけは絶対に阻止する。
・・・だから」
翔「大丈夫だ、怪我をするような事ではない」
胡桃「ふむ・・・」
-。

胡桃(こういう事・・なのか)
もう彼は気づいているだろう。
無意識のうちに、彼への好意が露骨に出るようになってきた。
それこそ、告白といった物は一切していないが
絶対にバレている。
”付き合うという事がわからない”といわれる辛さ
それを今、はっきりと突きつけられた気がする。

胡桃(これでは・・・岩間にも顔があがらないじゃないか・・)
想いを伝えたところで、相手が答えてくれなければ恋は成立しない。
確実に、彼へ私の想いは伝わっている・・・。
この、一緒に居たい という気持ち これはつまり
”好き”という事なのだろう。
もっと光り輝くような綺麗な物かと思っていた感情
実際”本物”を持ってみると、たった一つの素朴な願いだった。
しかそれが、とても大切で・・・。
彼には届いている、しかし核となる部分は見えない壁に跳ね返り
私のところへ返ってくる。
とても、切ない。
拒絶されてるわけでもない・・・だからこそ寂しい。
いっそのことなら振られて吹っ切れてしまいたい・・・ぐらいに
・・・けど、そんな事は出来ない。
私には目の前の、この世界に一人しかいない・・彼しか居ないのだから。
それは、出会った男が少ないのからなのかもしれない。
単に、偽りの経験だけを積み重ねているからかもしれない。
けれど、そんな事は関係なしに・・・彼が好きなのだ。

彼の顔を見つめてみる、そして目線が合う。
私は慌てて顔を伏せるが、彼は冷たい表情のまま私を見続けている。
何の疑問符もあげずに、ただ・・見ている。
漫画や小説では有りえないパターンだ。
・・・これだけでも、幸せだ。
絵に描いたような彼氏の姿ではない。
”芹沢 翔”という彼だけの姿なんだから・・・・。
しかし・・・このような関係をいつまでも続けたくはない。
・・・もっと、近くに・・・居て欲しいから・・・。
私を、好きになって・・・欲しいから。

-5月14日-
日常と化した、彼との食事。
何の違和感もなしに、彼は私の作った弁当を美味しいと言って食べてくれる。
愛想無しとか普通の子は言うのだろう。
けど・・・私は・・。
だめだ・・・この想い・・・もうセーブする事はできない。

翔「・・・そろそろ雨降るな」
胡桃「う・・・うん」
だから・・・私は挑戦する。
・・・私は・・・。

胡桃「翔君・・・!」
翔「待った、誰か来るぞ」
胡桃「え?」
翔「ち、一応隠れておく」
耳を澄ませば、入り口のほうから足音が聞こえる。
・・・音の数からして、1人だ。
飛び出た入り口エリアのサイドに身を潜め、気配を消した。

・・・・。
岩間「やっぱりここに居た・・」
あぁそうだ、この男ぐらいしか居ないだろう。
幸い、翔君は弁当箱を持って隠れたらしく
ここにもう一人の人物が居た証拠は残ってなかった。

岩間「・・・話したいことがあるんだ」
胡桃「な、なに?」
岩間「胡桃ちゃん、彼氏居るんじゃないのか?」
胡桃「ぇ・・・?」
岩間「俺、ずっと知ってたんだよ。
男と仲良く飯食ってるって」
胡桃「な、なんで・・・?」
岩間「目撃者が何人も居るし、そいつの名前も知ってる
そいつはさ、彼氏なの?」
胡桃「・・・」
・・・最悪だ。
ここで彼氏等といったら、翔君を大変な目に合わせてしまう。
彼が傷ついてしまう。
彼を傷つけてしまう。
私が・・・。
ずっと一緒に居たいのに・・・。
一緒に居て欲しいのに・・・。
そんな彼を・・・私が・・傷つけてしまう・・。
私の傷を癒してくれる彼を
どんなときも私を元気付けてくれる彼を・・・。
本当に好きな人を・・・この・・私が・・。

胡桃「違うょ」
こうするしかなかった・・・。
そう、彼に言い訳したかった。
しかし、彼はここに居ない事になっている。
岩間「・・・そっか、でもさ男と平気で二人っきりで飯食ってるぐらいなら
いい加減俺と付き合ってくれてもいいよね?」
彼を守りたい。
・・・その一心で、私はこう答えていた。
胡桃「ぅ・・・ぅん」
岩間「よし!じゃぁ俺達はこれから恋人同士だ!よろしくな胡桃!」
胡桃「ょ、ょろしくぉねがぃします・・」
・・・岩間に肩を抱かれ、私は屋上を後にした。

彼が居るはずの屋上には、冷たい雨が降り注いでいた。

・・・。
翔「ふぅ」
こんなものか。

いつか親父がこう言っていた。
父「躊躇って後悔するのは最悪だ。自分自身が傷つかなくてもな
時間が無いなら躊躇うな、あたって砕けろ。」
まさにその通りだ。
俺がもっと早く行動を起こしていれば・・・こんな事にはならなかった。

降り出した雨は、俺のだらけた髪の毛を濡らし
胡桃さんから受け取った、弁当箱にその雫を溜めている。
・・・そもそも、何だっていうんだろう。

付き合うっていう事は・・・どういう事なんだ。
屋上の中心部分にたって、灰色の空を見上げた。
お互い、好き合ってこそ・・・じゃないのか?
だが、この欠乏感はなんだ。

キィ・・
閉まっていたはずの屋上のドアが静かに開く。
見回りの教師でも来たのだろうか。

姫「・・・風邪、引きますよ」
翔「姫か」
姫「濡れちゃいますよ・・・」
翔「いいさ、そういう気分なんだ。
なぁ、姫 俺、今どんな顔だ?」
姫「・・・。」
姫は、ゆっくりと屋上に足を踏み出した
春雨は強さを増し、豪雨となりつつある。

・・・!
姫は、腕を伸ばして、びしょびしょに濡れた俺の身体を抱きしめた。
姫「そんな・・・顔は見たくないです・・・。
そんな、哀しそうな顔・・・ そんな、寂しそうな顔・・・
見たく・・ないですよ・・」
翔「そうか、俺はそんな顔をしているのか」
姫「・・・・っ」
さらに抱く力を強くして。

姫「・・・せーくんには・・・おねーちゃんが必要なんです・・・。」
翔「・・姫?」
姫「せーくんは、おねーちゃんを支えてます・・・。
そして、せーくんもおねーちゃんに支えられているのです・・・。
支えあっている二人が離れてしまうのは、寂しい事なのです
だから、せーくんは悲しんでいるんです・・・。
私がずっと見ていたい、せーくんの笑顔を失って
ただの哀しい顔の芹沢翔が居るだけです。」
翔「お前、何言ってるのか」
姫「わかっています・・・。
私じゃ、ダメなんです。
せーくんには・・・おねーちゃんじゃないとダメなんです・・・。
だから・・・そんな顔をしないでっ!!」
翔「そうか、俺は胡桃さんを・・・」
・・・そして、俺の心にひとつの決意が生まれた。

姫「いまなら、間に合います・・・だから・・!」
翔「姫、教室へ戻ってろ。」
姫「せーく・・・」
翔「・・・朗報を期待していろ。」
姫「・・・はいっ!」
俺は屋上を飛び出した。
ひとつの弁当箱を抱えて。

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