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2007.06.23 (Sat)

あっちー 

俺「色々と不愉快な季節ですねー」
仁「梅雨に試験に・・・な」
俺「そんな日に負けないように、動画を作らないとですね」
仁「何がどうなってそうなってんだかわからないが、新作か」
俺「はい!」


俺「控えめテイスト!
ってことで、れっつNEXT STORY!」
仁「今日は同時更新か、やるな」

第14話「眠れる森の姫」

【More・・・】



姫「すーっ・・・」
養護教諭が保健室を空にするので、寝ている病人を家へ送り届けてやれ
ということだが。

翔「さすがに、起こさない限りは無理だな」
しかし、相手は病人だ。
姫「すー・・・・」
しかも、かなり気持ちよさそうに寝ている。

翔「やっぱ、可愛いよな」
不覚にも褒めてしまうような寝顔だ。
翔「そういえば、胡桃さん・・十分な睡眠とってなさそうだな。」
つい、先ほどのアイドルの顔が気になる。

あれは確実に無理をしている顔だ。

それはともかく、目の前の問題を処理しないとならない。
翔「おーい・・・」
姫「すーっ・・・」
小声でささやいても起きるわけがないか。

翔「・・・。」
ユサユサ
姫「ふにゃー・・くすぐったいよぉ・・すー・・・」
ユサユサ
姫「ふにー」
翔「・・・。」
ユサユサ
姫「ふへぇ・・せーくん・・・えっち・・」
翔「・・・。」

・・・。
翔「チョップ」
姫「きゃんっ」
翔「よし」
姫「なにがよしですかぁぁっ!」
翔「おはよう、姫。良い夢みれたか?」
姫「あ、おはようございますー 夢の内容・・・聞きたいですか?
えーっとですね・・・・きゃっ、いざ言うとなると恥ずかしいですね・・・」
翔「いや、大丈夫だ。
で、起きたところ悪いんだがお前はこれから家へ帰らなければならない」
姫「ほぃ?あれ・・・ここは保健室?」
翔「うむ、お前がぶっ倒れてたから生徒会長がここまで運んできてくれたそうだ」
姫「あっー・・・!そうなんですか・・悪い事しましたね・・」
翔「で、お前熱とかあっただろ 実は」
姫「うーん・・・実は、ちょっぴり・・」
翔「だろうな」

額に手を当てる。
姫「ほぇー?」
翔「照れるな、熱があがる」
姫「ほへー」
・・・37度強といったところか。

翔「でな、ここの管理者がここを離れることになって
お前もここで寝てるわけにはいかないってことだ。」
姫「ふむふむ」
翔「で、歩けるか?」
姫「だいじょーぶですっ」
よっこいしょっと とベッドから降りて・・・

姫「あやっ」
倒れ掛かった!
・・・。
翔「・・・お約束か、おめえ様は」
姫「へへへー・・・せーくん、貧乳ですね」
翔「お前、そのスタイルを持ちながら胸の無い人に言ってみろ、ぶっ殺されるぞ」
たとえば、あの沙耶先輩とか。
翔「そして、胸に顔をうずめるのをやめろ」
姫「うにー・・・せーくぅん・・・すっー・・」
寝たー!?

・・・。
翔「チョップ」
姫「きゃんっ」
翔「で、とりあえず歩けないのか?」
姫「・・・きついっす」
翔「ふむ、じゃぁほれ、乗れや」
姫「べ、ベッドですか?」
翔「おぶってやると言っている」
姫「ふにー・・・ あ、でもこっちも嬉しいな♪」
何と比較したんだ・・。
背中を差し出して、お姫様を乗せる。

姫「出来ればお姫様だっこを」
翔「しねぇです」
姫「ぶにー」
っということで、俺はこいつ(及び俺)の家までこいつをおぶっていかなきゃならんのだな。
・・・ま、いいか。

翔「あ、そういえば荷物どうする?」
姫「黎ちゃんに信号送ってみます」
翔「は?」
姫「ブイイイイン」
・・・。
・・・・・。
姫「承諾されました」
翔「何だー!?」
姫「えっと、空気を振動させて、その微妙な差を2進法の数値で表してから」
翔「ま、いいやいくぞ。」
立ち上がって、前へ歩き出す。

姫「・・・今回は、甘えちゃっていいんですよね・・・」
翔「なにシケた声してやがる」
姫「いえ、やっぱりなんか悪いですよ・・」
翔「あと3回チョップで許してやるからしっかりつかまってな」
姫「・・・はい」
・・・。
姫が軽いせいか、案外スムーズに足は進む。

坂を下り降りて、細い路地へ
翔「辛そうだな、熱」
姫「へ?」
翔「ふっ、体震えてるぜ」
姫「いや・・・大丈夫っす」
翔「いくら口で言っても、この道の熟練者には通じんぞ」
姫「どんな道ですか(笑)」
翔「女の子を背負って家路を進む道だな」
姫「むっ ほかに女の子がいたんですね・・・。」
翔「おう、瑠衣って子でさぁ・・可愛かったんだよねー」
姫「あの子は今も可愛いです!」
ちっ、トラップにひっかからねぇな。
白井家は頭良いぜ、姉妹共々。

翔「あいつも昔はよく熱とか出してたからな」
姫「そうなんですか?」
翔「うむ、あ、そうそう咳とか無理するなよ。」
姫「うぅ・・・なんでもお見通しなんですね・・・」
翔「熟練だからな」
姫「じゃぁ・・・」
ずんっ と背中が重くなる。

姫「・・・甘えちゃいますね・・」
翔「お前、そこまで無理してたのか」
姫が俺に体を預けたのがわかった。
つまり、今までは体重を自分で支えてたってことか・・・。
ちっ

翔「ま、これ以上俺の背中の上で無理はゆるさねぇからな。
俺に任せろ」
姫「・・・はぁい・・・けほっけほっ」
肩に姫の頭が乗る。
翔「寝れるなら寝てもいいぞ?」
姫「うん・・・」
ふぅ。
・・・・。


翔「さて、ついたが」
背中の住人は眠ってしまったようだ。
当然、姫宅には誰もいないようだ。
・・・。
翔「姫、あがるぞ」
返事はない、当然だが。
ま、あがろう。

・・・
って、鍵かかっとるし。
翔「しゃぁねぇな・・・」
一応、俺の家に寝かせよう。
え、やましい事なんて考えてねぇからな!
・・・。
翔「ん?」
俺達が来た道からせわしい足音が聞こえてきた。
・・・。

胡桃「はぁっ・・はぁっ・・!翔君・・・!
まっててくれ・・・すぐ・・・あける・・」
相当猛ダッシュできたに違いない、息もあがりまくっている。
それ以前に・・・胡桃さん、あんたも無理できねぇ身体だろうが。

白井家の鍵が開けられ、玄関へと案内された。
そして、階段を上り姫の部屋へ。
・・・。

姫「すーっ・・・」
姫をなんとか、ベッドに寝かせ一息つく。

胡桃「とくに、危険ではないな・・?」
翔「あぁ、ただの熱だと思う」
胡桃「そうか・・・よか・・った・・。」
そう言うなり壁に倒れ掛かる。

翔「おいっ!?大丈夫か!?」
突然の出来事に、思わず叫んでしまった。
胡桃「あ、あぁ・・・大丈夫だ・・・・・。
大丈夫だ・・・けど・・・」
・・・っ!

気づいた・・いや、真面目に現実を見た といったほうがいいだろう。
その時、俺は目の前のアイドルに抱きしめられていた。

胡桃「・・・特に・・意味はない・・・。
私がいましている事は・・忘れてくれ・・・。
ただ・・・今だけは・・・」
息も途絶え途絶えに、俺に必死の要求をつぶやく。
その身体は、どうしようもなく震えていて、今にも壊れそうだった。

翔「胡桃さん・・・」
胡桃「今・・・だけは・・・」
そして俺は・・・その背中に腕を回した。

胡桃「翔・・・君・・」
ガクッとうな垂れる。
翔「・・ちっ」
熱、出てやがる。

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【編集】 |  23:43 |  胡桃  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

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