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2007.06.19 (Tue)

蝋燭の爛華 

俺「なんかテンションあがってきた♪」
仁「2話目ー」
第11話「料理のできる娘は・・・。」

【More・・・】




瑠衣「肝心な事に気づいたんだ」
胡桃さんと姫が台所で料理をしてる風景を眺めながら瑠衣が重々しそうに呟いた。
翔「なんだい?」
瑠衣「胡桃君、確かにうちの父親が君の家に昨日きたんだよね」
胡桃「あぁ、来たな」
瑠衣「で・・・兄君、昨日の事、思い出せるかい?」
翔「・・・あれ、親父さお菓子もって帰ってきたよな。」
胡桃「うむ、確かに渡したぞ」
翔「で、お菓子渡されて」
瑠衣「渡されて」
翔「その場で食べて」
瑠衣「食べて」
翔「・・あれ?」
瑠衣「・・・ん?」
・・・その後の記憶一部が無い。

翔「ま、いいか」
瑠衣「ま、いいな」
可哀想な親父。

姫「でーきたっ♪」
胡桃「うん!これは上出来だ!」
翔「お?何ができたんだ?」
白井姉妹「カルパッチョ♪」
翔「・・・はぁ」
このノリがわからなかったが、メチャうまかったので良しとしよう。

今夜は、久しぶりに賑やかな夜だった。
・・ふぅ、今日はイベントフルだな。
胡桃「翔君」
翔「んっ?」
胡桃「今日は、ありがとう」
翔「どういたしましてだ」
ふっ・・・そういう事か。
姫「むー?おねーちゃんとせーくん、いつの間に・・・はて・・」
胡桃「アドバンテージだな」
姫「ぶー」
・・・ほんと、仲いいなこの二人。
良い姉妹というのはこういう物か・・・。

一方うちの妹といえば・・・。
瑠衣「鼻の下伸ばしちゃって、二兎追うもの一兎も得ずだぞ」
翔「わっかんねーよ?」
瑠衣「・・・情けないぞ、兄君」
こんな調子だぜ。

-4月18日-
翔「ふあああああああああっ!!」
姫「午後・・以下略です」
翔「うむ、もうそんな時間か」
姫「せーくん・・・入学してから毎日そうですよね・・・」
翔「いや、昨日は二限目が体育だったから起きてたじゃないか」
姫「もーっ 授業中に眠いときはせーくんの顔を見てシャキッとしようと思ってるのに
余計眠くなるじゃないですかっ!」
翔「だったら寝てしまえ、この俺のように」
姫「う~ せーくんは乙女心を理解してくださいっ!」
翔「なんだそれ、おいしいのか?」
姫「・・・果てまで来ればおいしいんじゃないですか?」
意味深だな・・・おい。

姫「ってことですね!今日こそは・・・じゃーん!」
翔「こそ・・って別に何も宣告されてないぞ」
姫「いいんです!はいこれっ!」
翔「なんだねこれは。 ・・・ほう、新手のびっくり箱か」
姫「開けると愛が飛び出てきますからね」
翔「まさに地雷か・・・。しかし、味の保証はあるんだよな」
姫「はい!朝5時起きで丹精、真心、愛情などをたーっぷり・・・」
翔「いただきまーす」
姫「あーっ!ちょ、ちょっとまってください!」
翔「・・・で、多くね?」
姫「ですからっ!その弁当箱には私の分も入ってるんです」
翔「なるほど、物資不足か、兵糧に困ってないくせに器に困るというのかね?」
姫「同じ飯の釜を炊くっていうじゃないですか!」
翔「飯で作った釜戸で金属を熱するのか」
姫「そ、そうじゃなくてっ!つ、つまりは・・・」
翔「一緒の弁当箱で食う、というロマンだな」
姫「そうですそうです!」
・・・と、まぁ飯の前に長ったらしい押収をしてしまったが。
とりあえず、本日の昼飯はかなり旨い物が食えるらしい。

い・い・さっ!クラス中の注目を集めようが旨い物には代えられん。
・・・しかしだね

翔「それはやめないか?」
姫「あ~ん」
美依「おおっ!?ご両人!もうそこまで関係が発展されたのですか!
高校入学してまだ2週間たってないっていうのに・・・!」
黎「はいはいごちそうさま・・・姫もしょうがないわねぇ・・・」
女子「ほーんと、姫ちゃんと芹沢君お似合いだよねー」
男子「おいおい邪魔しちゃいけねぇな」
・・・2週間もたってないのに公認カップルですか?おい

姫「あ~ん(怒)」
翔「ぐおっ」
橋が直接鼻の穴にっ・・・!
・・・。

・・・で、結局 あ~んってしないと飯食えなかった。
翔「昼休み丸っつぶれじゃないか!」
姫「だってー、昼休みになるとせーくんどっか行っちゃうじゃーん」
翔「あのな・・・」
姫「でも、どこ行ってるの?」
いきなり、真面目な顔で問いかけてくる。

翔「変な女の所じゃねぇ、安心しな」
姫「うん・・・ でもね、怖いんです。
自分勝手なんだけど・・・私の知らないせーくんが居たらどうしようって・・」
翔「そりゃーねぇな、 誰しも他人の事を全て知るなんて無理だから。
まぁ、姫の言ってる事については大丈夫だ。
俺はお前ら以外に友達はいない」
・・・せつねぇ。
姫「・・・うんっありがとう・・」

-。
何を問いかけているんだろう・・・私は。
姫(はぁ・・・こんなんじゃ逆効果だよぉ・・・)
確かに私は、”彼のこと好き?”と聞かれれば
”好き”と答えてしまうだろう・・・。だって・・・彼は・・。
けど、別に彼はそうじゃない・・・。
だから、行動を限定したりする権利なんて無い・・。
他の女の人にとられちゃっても良い・・・。
姫(お姉ちゃんとせーくんが仲良くなってたし)
・・・多分、お姉ちゃんもせーくんに多少なりとも惚れていると思う。
まぁ、お姉ちゃんならせーくんを取られてもいいんだけど・・。
やっぱり、不安だ。

だから・・・こうして彼の顔を見ていたい・・・。
ごめんね、勝手に甘えちゃって・・せーくん。

翔「ま、そんな暗い顔してっと俺みたいになるぜ」
姫「それはそれで本望です」
翔「後悔するぜ」
姫「後悔の数だけ女は成長するのです!」
翔「場数が多い女ってのはタイプじゃないな」
姫「むー・・・じゃぁ、あえて場数を踏まずに・・」
翔「悪い男に騙されるぞ」
姫「そのときは、せーくんが助けてくれますよね?」
翔「そんな約束をした覚えは無いが、目の前でやられそうになったら助けてやる」
姫「・・・うー、それで満足しておきますー」
ほんとは、その言葉だけでもすっごく嬉しいんだ・・・。
・・・けど、彼は・・・。

・・・。
翔「おーおー、空がオレンジ色だでー」
使いならしたチャリにまたがって、商店街へ。
今日おつかいサボったら、瑠衣にフルボッコされそうだぜ
・・・。

翔「えーっと・・・メモはっと」
妹が朝書き残していったメモをズボンのポケットから引っ張り出して
内容を確認する。
メモ『たんぱく質、適量
   野菜、適量
   炭水化物、適量」
嫌がらせか?
主婦じゃない俺に3日分の食料をどう買い揃えろってんだ。

翔「なぁメモさんよ、三日分の適量ってどのくらいだ?」
メモ「何人家族ですか?」
翔「二人だ」
メモ「なら、 豚肉200gに卵1パック、野菜は好みに合わせて2袋ぐらい確保して
炭水化物は米3キロが妥当じゃないでしょうか」
翔「なるほど、じゃぁどこが安いかな」
メモ「肉ならマルハチ、野菜なら生鮮市場-V- お魚なら氷川丸
卵ならスーパーうなげや、お米もうなげや でー」
翔「そうか、ありがとうメモさん」
メモ「あ、あの私メモじゃないです・・・」
翔「そうなのか?でも俺の目にはメモしか映ってない」
メモ「ちょっとーっ!メモをどかしてみてください芹沢さん!」
メモをポケットの中に仕舞いなおすと、そこに小さな・・・えっと

翔「迷子か?」
迷子「そこまで堕ちていません!」
翔「小学生か」
小学生「そこまでロリキャラじゃないです!」
翔「なるほど、中学生か」
中学生「ぐっ・・それなら多少理解の範疇です」
翔「そうか、ありがとな中学生。勤勉に励みたまえ」
右手を上げて、先ほどの店へ行こうとしてるところに

中学生「まってください!芹沢さん!」
翔「なんだいジュニアハイスクールガールよ。
我輩は今おつかいの任についていて忙しいのだ、ご用件なら
10文字で表現したまえ」
中学生「か い ちょ う が お よ び で す」
翔「会長?だれだいそれは」
中学生「星見の生徒会長です!」
翔「あぁ、星見中学の」
中学生「そんな中学はないです!それに私の呼び名をなんとかしてください!」
翔「なに、じゃぁ名乗りたまえ少女よ」
幼女「御剣 沙耶! 16歳です!」
翔「みつるぎ さや 12さいか」
沙耶「幼女になってるじゃないですかっ!!
で、我らが星見高校の生徒会長 宮本 遥さんが至急
芹沢 翔 をよこすように っていう指令なんです!」
翔「・・・はぁ」
真面目モードON.

翔「で、沙耶さんとやら 用件は何か聞いているか?」
あの生徒会長だ、どんな用件だかまったく想像がつかない・・・
それに、何故俺。

沙耶「いや、まったく聞かされてないんですけどね」
翔「しにゃーいいのに」
沙耶「あーっ!会長の悪口言わないでください!あれでもがんばってるんです!」
翔「あれでも って。」
沙耶「そ、そうじゃなくて!別に私は会長のことをガサツだなんて思ってないですよ??
ただちょっと大雑把なだけで・・・」
聞いてもいない事をペラペラとしゃべりだす幼女。
しっかしほんとちっさいな。

翔「で、さっき言わなかったか?おつかいの途中だって」
沙耶「じゃぁ、終わったらきてくれますか?」
どうするか・・・。

翔「ま、終わったら行くか」
沙耶「はい!じゃぁお手伝いしますね!メモを貸してくださいっ!」
翔「お、おう」
・・・ちっさい割りに主婦的な物の効率がやべーな。

なんて関心してるうちに全ての”適量”がそろった。
沙耶「さて!じゃぁ、マックに会長いるので・・・」
案内されるがままに、駅前のマックの禁煙席に到着。

・・・
生徒会長「お、よくきたな!ま、ゆっくりしていってくれよ!げーっはっは!」
帰りたい。


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