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2007.06.09 (Sat)

DON☆DON 

俺「早く胡桃ルート入りたいですねー」
仁「まだ始まったばかりじゃねぇか・・・。」
俺「とくに言う事はない、いくぞ!」
第3話「純」

【More・・・】



「い、いや助けろよ!」
翔「・・・。」
瑠衣「・・・。」
ガラッ

翔「ただいまー」
「まじでかっ!」
・・・。

「話くらい聞いてくれてもいいじゃないですか・・・」
翔「いや、ほらあまりにも気味が悪いもので」
といっても、なかなかのイケメンである。
どこか妖しい雰囲気もあるが・・・。

翔「で、あんた 俺の家に何か用かい?」
「ふふっ、用も何も君に逢いに来たのさ、せーくん」
翔「帰ってください」
「まじでかっ!でも、ほらあれっすよ」
翔「どれっすか」
「挨拶っすよ、僕の家 隣なんで」
翔「気味の悪い冗談はよしてくれ」
「いや、まじっすよ。 僕 水谷 純 って名前なんですけど
ほら」
隣の家の表札を指差している。

翔「白井」
純「いや、それ逆っす」
翔「永沢」
純「誰っすか! じゃなくてほら!」
翔「うむ、水谷と書いてあるな。 まぁ滅多に居ない苗字でもないしな」
純「いやいやいや!本人ですってば!」
瑠衣「・・・兄君、初対面だぞ相手は」
翔「なっ」
・・・今気づいた。
おかしい、なぜこんなにも初対面の相手と会話がスムーズに進んだのだろう。

純「へっへっへ」
翔「・・・。」
・・・。
純「・・・いたいっす」
とりあえず殴っておいた。

瑠衣「とりあえず水谷さんか、 これからよろしく」
純「いえいえ、僕の事はもう純って呼び捨てにしてくれて結構ですんで!」
翔「あぁ、よろしく純」
純「よろしく、せーくん!」
翔「・・・」
・・・。

純「よろしく!翔!」
もう一発殴っておいた。
どうやら隣というのは本当らしく、純という名の少年は隣の家へ帰っていった。
瑠衣「色々と謎の多い奴だったね・・・。」
翔「うむ・・・なんなんだろうな」
瑠衣「ただ、君とは息が合いそうだね」
翔「・・・認めざるを得ないな」
本当に、息が合いそうな気がした。

・・・。
父「おー、デートおつかれー ヤるところまでいけた?」
瑠衣「僕も居たけどな」
父「ちっ なかなか道のりは長いな。」
翔「なんのだ・・・。」
父「で、街の様子は把握できたか?」
翔「いや、とりあえず近所はチェックしておいた。
次、姫達が予定の開いてる日にでもまた案内してもらうとするぜ」
父「うむ、次はヤれるようにな」
翔「いや、ヤらないから」
瑠衣「ヤれないから・・・」
・・・もうどうしようもない。

・・・。
翔「さて・・・と」
部屋に戻って、荷物の整理の続きをしないと。
いつまでもダンボールのある生活をするわけにもいかない・・・。
・・・。
大体時間は7時ぐらいか。
外も程よく暗くなってきた・・・そういえば、星が見えるんだっけ。
空を見上げるのは好きだ。
自分でもわからないが、何故か故郷に帰ったような気分になれるからだ。
・・・。
翔「うーむ」
1時間後、とりあえずダンボール箱は全て片付いた。
ま、家具の設置位置とかはこの辺でいいだろう。
翔「腰いてぇな」
もともと運動をする方の人間じゃないので、すぐガタがきてしまう。
窓をあけて、外の空気を吸う。
やはり、空気の味が違うというか・・・。クリアな空気が肺に入る。

ガラッ
翔「ん?」
「あらー?」
隣の家の方向から、窓の開く音と何かを発見したような声が聞こえてきた。
音のした方向を見ると、隣の家の窓から白井姫嬢が顔を出している。

姫「こんばんはー せーくん♪」
翔「よう」
姫「今日は星が出てますねー」
空を見上げると、確かに今まで見た事ないような数の星が瞬いていた。

姫「もっと出る事もありますよー☆」
翔「すごいな・・・。」
姫「そうなんですかねぇ?私は見慣れちゃってて・・・。
あ、そうそう お体は大丈夫ですか?」
翔「ん?何かあったっけ?」
姫「ほらー、今日丘の上の公園で・・」
翔「あぁ、あれはかすってもいないから大丈夫だ」
姫「ほんと、純も困ったものですよね」
翔「そうだなぁ、ほんと困ったものだ」
あれ?今変な事いわなかったかい姫ちゃん。

翔「純?」
姫「あれ?まだ逢ってないんですか?」
翔「いや、ちょうど3時間ぐらい前に逢ったんだが」
姫「ほうほうー あの飛んできたヤツ あれ純ですよー」
翔「いや、あの」
姫「なんか、やたらと興奮してましたよ?引っ越してくるってわかったときに」
翔「どんなふうに」
姫「”キタアアアアアアアアアアアアアッ!!” って」
一体、何が来たというんだろうか。

『おーいっご飯できたぞー』
姫の家から、胡桃さんの呼び声が聞こえてきた。
姫「はーいっ  じゃぁ せーくん! また後で♪」
翔「お、おう。後でな」
姫は、窓を閉めて 部屋の奥へ消えていった。

ガチャッ
瑠衣「飯だ」
翔「・・・なんつータイミング・・・。」

・・・。

俺が街に引っ越してきて、2週間が経った。
正直、純や姫達のおかげで一日も退屈しない日々が送れたわけだ。
そして、高校へ入学する日が訪れた。

瑠衣「まったく、ボタンがずれてるぞ?」
翔「む、ありがとう」
なんか、親父は『仕事だ!』と言って しばらく家をでていった。
当分帰ってこないらしい・・・。 大丈夫なのか?
瑠衣「じゃ、入学式いってらっしゃい」
すでに始業式を終えて帰ってきた妹と 入れ替わりに高校へと出撃する。

ガラッ
家を出ると 純と姫がまっていた。
姫「こんちわー」
純「よう」
翔「おいっす」
誰かと登校するなんて、妹以外じゃ初めてだな。

この街に来て、色々と初体験をした。
それは、普通の人なら当たり前の事なのかもしれない。
人と接する事を極力避けていた俺は、その当たり前を経験していない。
姫「さぁ、今日から張り切っていきましょう!」
純「星見高校・・・。いい娘いるかな」
翔「良い子はお前の手には入らんよ」
姫「そうですね♪少なくとも私とおねえちゃんはダメです」
純「くっ・・・見てろよ、貴様ら」

そう、これからは・・・人と接していくのも

姫「うーん、すばらしい入学日和ですねー」
翔「そんなジャンルがあるのか」
姫「話題のニューカマーですよ♪」
翔「悪くないな・・・」
今日もよく晴れた、透き通る青空に呟いた。

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