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2007.05.09 (Wed)

全ての音量を最大に! 

俺「またきえたああああああああああ」
純「どま(」
俺「でも、コピーしておいてよかった((」
純「(」

俺「っつーことで!」

第 3 部開始!

【More・・・】




-11月1日-(火)
闇に包まれた大通り。
既に街灯の明かりすらも消えて、真っ黒に染まっていた。
車の通りなど無い。

トスットスットスッ
その闇の中で足音が鳴る。
・・・。

少女は立ち止まり、道路脇の一本の花瓶の前へしゃがむ。

姫「・・また・・きちゃいました。」
少女は罪悪感に満ちた震える声で、そう伝える。
手に持った菊を、花瓶に入れ替えて少女は立ち上がる。

姫「・・・。毎年・・ですよね・・」
自分の行ってきた事を悔やむかのように、そしてそれを今も続けている事への
憤りを含んだ声。

姫「私も、馬鹿なんですね・・。
けど、怖いんです・・・とても」
少女は両手を合わせ、目を閉じる。
その身体は今にも壊れてしまいそうなほど、震えていた。

姫「・・・。」
見えない何かがその少女の身体を抱きしめたのだろうか・・・。
姫「・・・ごめんなさい・・
もし・・・・もしも・・・。
ごめんなさい・・・せーくん・・」

少女は、そのまま道に倒れこんだ。

-11月2日-(水)

翔「何やってやがるんだ!!」
俺は急いでいた。
姫が倒れて病院に運ばれたと、朝起きたら知らされた。

翔「あいつ最近病気がちと思ったら・・・なんであんな場所で
ぶっ倒れてるんだよ」
俺は自転車をぶっ飛ばして市営の病院へ向かっている。

あんな場所、 それは駅前にある大通り。
元々身体の弱い姫があんなところで一晩過ごしたら・・。
俺はとにかく姫の無事を祈りながらも、道を急ぐしかなかった。

病院へ到着。

ナースセンターへ駆け込み、部屋番号を聞いて
姫が寝ている部屋のドアをぶち開ける。

翔「姫っ!」
部屋の奥に寝ている姫と胡桃さんが居た。

胡桃「大丈夫だ、命に別状は無い」
不安を隠しきれない顔だが、冷静を装って現状を報告してくれる。
とりあえずその報告だけで、俺の不安は一つ削がれた。

しかし、不安はそれだけじゃない。
翔「姫はなんか・・・」
胡桃「いや、何かに巻き込まれたわけじゃないだろう。
衣服等に乱れもないし、目だった外傷も無い。
幸い発見したのが警察官だったんでな。
しかし、熱も無く特に身体には異常が無い・・。
普通に、寝てるだけとしか思えないのだが・・」
翔「じゃぁ目覚めるはずじゃ・・・」
胡桃「あぁ、何度か呼びかけているんだが・・・無反応だ。」
翔「そんな・・・。」

俺は状況が理解できなかった。
姫が目覚めない、と聞いただけで目の前が真っ白になって
巨大な絶望に襲われる。

胡桃「まぁ・・まだ数時間しか経ってないんだ・・・」
慰めの言葉をかけてくれるが・・俺には無意味だった。
翔「くっそ・・・なんでだ・・」
胡桃「理由は私だって知りたい・・・。
昨日だって、私がしっかりしていれば姫を夜中に外に出す事なんて
絶対にしなかったのに・・・」
翔「やめてくれ胡桃さん、俺までもが自責したくなっちまう」
むしろ・・すでに自責はしていた。

何故守る事が出来なかった。
何故倒れさせてしまった。
俺は・・姫の何なんだ!

学校の事なんて忘れ、俺と胡桃さんは姫の事をずっと見続けていた。

そして・・・いつのまにか日は沈んでいた。
姫の両親も見舞いに来たが、一向に姫は目覚めず。
そろそろタイムリミットだ。

・・・
姫「・・ん・・」
胡桃「っ!」
姫が突然、短く息を漏らす。

姫「せーくん・・・」
翔「姫か! 俺はここにいるぞ!」
必死に呼びかける、姫を目覚めさせるために・・。

姫「・・ごめん・・なさい・・・」
翔「え・・・」
姫は、また眠りに落ちた。
俺は突然の謝罪にただ呆然とするだけだった。

-11月4日-(金)
姫はそのまま次の日も丸一日眠り続け、ようやく目を覚ました。

これ以上病院に居ても意味がないと判断され、自宅療養となった。
俺には、あの”ごめんなさい”の意味を姫に問う事も出来ず。
そして、謎の罪悪感に駆られていた。

黎「・・・・大丈夫じゃないみたいね。」
翔「そうか?」
学校でも、机に突っ伏することが多くなった。

黎「うん、顔とかすごいゲッソリしてるわよ?それこそヤク中みたいに」
翔「あぁ・・・」
黎「それに、心底疲れきってるって感じね。
まぁ・・姫はね 毎年あれなんだ」
翔「なっ」
空いた隣の席(純は旅行と称してどこかへ最近休んでいる。)に座った少女が
諭すかのように語り出した。

黎「姫、毎年同じ場所で倒れて見つかるよ。
まぁ・・2日も目を覚まさないってのは異例だけどね・・。」
翔「毎年って・・・」
黎「うん、姫と私が出会ってもう10年になるかな。
とりあえず10年前からは確実に11月のはじめに同じ場所で倒れて見つかる。
例年はその次の日普通に目を覚まして元気になるんだけど・・・」

なんてこったい・・・。
その不可思議な事実に呆気に取られる。
黎「でもそりゃ、あんたにとっては不安だわね。
ま、心配しすぎる必要はないと思うよ?
あと3日もすれば元気になるから!」
翔「あぁ・・・そう祈っておくさ・・」
黎「うん・・」


-11月13日-(月)
2週間経っても、姫はろくに学校にはこれなかった。
放課後。
黎「じゃ、がんばってね」
いまや一緒に帰る人間なんて黎しか居なくなった
(あのちっさい先輩も誘えば大丈夫だとは思うが)
別れ道からは、いつも一人。

7ヶ月の時間だけど、家に帰るまでは姫が隣に居た。
そして、窓を開ければ姫は居た。
でも今は・・・居ない。
姫はずっと寝ている。
ときどき起きて、食事等をとってるらしいが基本寝ているらしい。

翔「はぁ」
姫の部屋のカーテンはいつもしまっていて、こちらから中の様子を伺う事はできなかった。
たまに胡桃さんの影が動くのが映るだけだ。

翔「ちょっと、行ってみるか」

俺は腰をあげて、部屋を出た。

・・・。
・・・・。

ピーンポーン♪
胡桃『はーい』
翔「あ、翔ですけど」
胡桃『お、今姫起きてるぞ。入っておいで』

中からドアをあけてもらい、俺は姫の部屋へ案内される。

姫「あ・・・」
姫はベッドの上で身体を起こしていた。
胡桃「うむ、翔君がきてくれたぞ」
翔「よう、具合はどうだ?」
姫「うーん・・相変わらず眠いですよ・・」
何故だろう、姫は寝ているだけのはずなのに・・・
俺の数倍疲れた顔をしていた。

胡桃「じゃ、あとは仲良くな」
胡桃さんは部屋からでて、俺達を二人にする。

姫「せーくん・・・」
翔「そんな不安そうな目で見るな。」
姫「ごめん・・なさい・・」
翔「何故、お前は俺に謝る。」
姫「いつも・・・迷惑しかかけてないし・・・。
一緒に居てあげられないし・・・」
翔「今居るからそれでいいだろ」

正直、それでは不満な所はあった。
しかし、姫が居なくなるよりは数倍マシだった。

俺は姫の手を握る。
姫「あったかい・・・」
翔「俺の気持ちだ」
姫「うん・・・あったかい・・。」

姫の手は信じられないくらいに冷たくなっていた。
それはまるで死人のような・・。
しかし、俺はこの冷たさに違和感を感じていた。
どこかで・・・。

ゆっくりと姫を抱きしめて、囁く。
翔「好きだ・・。」
姫「・・・。」
弱弱しい力で姫は俺を抱きしめて・・・


姫「私に・・・愛想つかしても・・・いいんですよ・・・」

がくっ とスイッチが切れたように、姫は眠りに落ちた。




きたこれwwwwwwwwwwwwwwww
(誤字修正)
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