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2007.04.01 (Sun)

今夜のおかず 

俺「ということで、今日はビスタのほうで更新です」
純「部屋の掃除して遅くなってるんだから今日も会議無しな」
父「というか郁彦がめんどくさがってるだけな」
俺「ですね・・・。」
第8話「守りたいもの」

【More・・・】




「お前、いい加減にしろよな」
姫のパンを買うために学食に行ったら絡まれた・・・ってね。
いまさらだが・・・物騒なことが起こらないことを祈る。
ありえないけどな。

翔「なぜ、その必要があるんです?」
理由なんてわかっている・・・ こいつらが気にくわねぇ。
「お前のせいで姫さんが困ってんだよ」
翔「そうですか、本人に聞いたんですか?」
水掛け論・・・ま、たまにはこういう熱い事も悪くねぇな。

「は?お前頭おかしいんじゃねぇ?見ればわかるじゃん」
「お前人が困ってるのさえも判らねーのか」
翔「ま、そういう事なんでしょうね」
「じゃ、判ったらこれ以上姫さんに近づくなよ」
・・・向こうさんの気持ちってどんなんだろうな・・・。
むしろ、俺の気持ちがわからねぇ。 俺は何がしたいんだか・・・。

翔「お断りしますね」
「はぁ!?何いってんだ」
翔「理由が無いですし、家隣同士ですからね」
「・・・家隣とかふざけんなよ」
どうやら知られてなかったらしい。

俺を取り囲む嫉妬の目が一層強まるのを肌で感じる。

翔「で、先輩達の言いたいことはソレですか?」
「あと、お前うぜぇよ」
翔「そうですか。」
「そういう生意気な所がうぜぇんだよ!」

一人が殴りかかってくるのをほかの一人が止める。
「やめろよ、こいつごときにムキになる事もねぇ」
「ははは、そうだよな。ごめんな、弱い物いじめはよくないもんな」
翔「じゃ、済んだなら行きますよ。」
「あ?おい待ててめぇ!」
どうも・・俺ってのは冷めてるな。
純とか黎に囲まれてるとよくわかる。

・・・俺は、前の俺よりも今の俺のが気に入っている。
熱い男ってのは、普通こういう時どうするんだ?
・・・わかんねぇなぁ。

一人に襟をつかまれる。
「お前、頭大丈夫か?」
翔「少なくとも、先輩達よりは特殊ですよ」
「ダメって意味でな!」
翔「そう考えるならそう考えてください・・・。
いい加減うざったくなってきました」
「いい加減にするのはてめぇのほうなんだよ!」
ガスッ!
左頬を強烈な打撃が通過する。

「お、おい・・・」
団結力の弱いものだ、一人が殴ればざわめきだす。
もともと俺を”ぶっ飛ばす”目的で呼び出したんじゃないのか?

「ま、まぁ、これ以上痛い目見たくなかったらここで誓えよ。
もう二度と姫には近づきません って」
・・・俺は この事を思っていいのか不安だった。
”少なくとも、俺はこいつらより姫のことを想っている”と。

・・・熱い男か、悪くない。

翔「痛い目見てもいいですよ、それでも俺は姫に近づきますから。
・・・俺は、あんたらより姫を思っていますからね。」
「てめぇ!」
さらに強烈なボディブローが俺の鳩尾(みぞおち)を穿つ。

翔「ちっ」
さすがにこれは痛い。
・・・痛いときって・・普通、怒ったりするんだよな。
どうも・・そこらへんの器官も冷めちまってるらしい。
・・・やれやれ、10年間無駄なもの積み重ねちまったな・・・。

「さっさと誓えよ!」
ドスッ 追撃の蹴りが飛んでくる。 
さすがに不良、喧嘩はしなれてるという事か・・・。
翔「・・・ってぇな・・」
痛い・・・それだけだった。
・・・それだけ・・か。

せーくん!
ほんっと・・・俺はあんたが不思議だぜ、姫。

15人の姫ファンVS俺の陣に飛び込んでくるプリンセスが一人。
そして・・・俺の横を通り抜け。

「・・・・!」
姫「・・・せーくんに・・なんてことするんですか・・」
俺が顔を上げた時には、インテリメガネ野郎の頬殴っている姫が居た。
しかも、グーで。

姫「許しません・・・よ・・・。」
姫の打撃に威力は無いだろう。
しかし、今まで姫のケツを追っかけまわしてた熱狂的ファンには
痛烈な一撃となるだろう・・・。
・・・変態だったら悦楽の一撃だろうけど。

「は・・・はははは」
姫「笑い事じゃない!」
「な、なんでこんな奴をかばうんだい?姫さん」
「そ・・そうだよ、こんな弱い奴より強い俺たちのほうが・・」
姫「男の人は、力なんかじゃないです・・・。
いつもは冷めてて感情を表に出さないけど・・・。
迷惑かけても許してくれたり、突然家におしかけても遊んでくれたり。
下手な料理を美味しいって言いながら食べてくれたり。
舌を火傷した時に氷を持ってきてくれたり・・・。
帰りの一杯のための150¥を私のためにメロンパンに使ってくれるような・・・。
そんな人のほうが・・・私は近くに居て欲しいです!
いえ・・・そんな人に近くに居てほしいです!」
・・・何故150¥の使い道を知っているのだ。

「・・・わ・・・わからない・・・僕には・・・わからない!」
インテリメガネ 狂乱
「僕は・・・こいつより勝っているのに・・・!
家柄も、人生経験も、成績も、容姿も、地位も!」
・・・こいつだけ ファンというより 中毒者?

「・・・そうか・・はっはっは・・そうだよな・・・」
あーあ 残りの14人黙っちゃったよ。どうするインテリメガネ君。
姫「・・・。」
「な・・なにやってるんだい?はやく姫を捕まえるんだ・・・!」
双子の不良に命令している。
しかし、双子の不良は動かない。
むしろ、残りの14人、全員動かない。

黎「8っと。」
純「7だ。」
パチンッ! と指の鳴る音と共に崩れ倒れる14人。

「え・・あ・・?」
純「相変わらず・・・強いですね、我らが黎様は」
翔「・・・お前ら」
姫「・・・!」
黎「姫に触っていいのは私だけ」
姫「あと・・・せーくんもね」
俺たちを取り囲んでいた人の壁が取り除かれ、
デストロイヤーの二人組みが姿を現す。

純「・・・翔、お前そのダメージでよく平然としてられるな」
翔「立てねぇよ」
黎「でも、もうちょっとで姫が捕まっちゃう所だったでしょ?」
翔「最初から最後まで見てたくせに何いってやがる」
黎「あ、ばれた?」
「・・・お、お前ら・・ころしてやる!!」
純「あん?」

インテリメガネの狂いっぷりがMAXに到達。
胸ポケットから銀色の光・・・・ それを手に姫のほうへ向く。
・・・ってそれだけはさせねぇ!!

姫「きゃぁっ!」
お?俺がキレたぞ。

・・・・!
気づいたら俺は立ち上がり、インテリメガネの腹に回し蹴りをぶちこんでいた。
強烈な旋風が巻き起こり、吹っ飛ぶインテリメガネ。

黎「・・・!」
宙に舞う小さなナイフ、落下座標に手を伸ばし、キャッチする。
俺 かっこいい いじめ かっこわるい 

・・・ってダメージが・・・!

・・・。

明「まったく・・馬鹿なんだか阿呆なんだか」
目を覚ましたら保健室のベッドの上。
明「反撃しなくても、ガードぐらいしろよな?」
タバコを吹かしながら気だるそうに養護教諭が語りかけてくる。
あぁ・・・俺、気絶したんだ。

純「お?目ぇ覚ましたか」
隣のベッドになんか寝てるし・・・。
純「姫と黎は今授業中」
翔「お前は?」
純「俺も気絶したからさー」
翔「帰ってこなくてよかったのに・・・」
明「うっるせぇなぁ・・・お前ら・・・とくに純。てめぇは
立派な大義でここに寝てるんだから病人らしくしてやがれ。
翔ボウズもまだダメージが回復してねぇんだからあまりしゃべんな」
純「ういーっす」

・・・そういえば、まだ痛いな。
んー、あれだけダメージ受けるのって初めてかなぁ・・。
でも、あれよりもっと強いダメージを受けた記憶だけはあるんだよな。
相当強いダメージ、その記憶のおかげでちょっとやそっとじゃ痛みすら感じないわけだが。
いつ受けたっけ・・・そんなダメージ。 うーむ思い出せん。

キーンコーンカーンコーバタン!!
チャイムが鳴り終わるか終わらないかのうちに姫が保健室へ駆け込んできた。
姫「先生!せーくんは!?」
明「あそこでくつろいでるぞ。」
姫「せーくん!?」
バタバタバタッ

明「保健室内ではほかのお客様のご迷惑になりますので走らないでください」
姫「せーくん大丈夫!?
明先生、沈黙。

翔「ま、まだ痛むけどな。大丈夫だ」
姫「ほんとに・・?大丈夫なんですね・・・?」
あああ、とうとう泣き出してしまった。

明「保健室でイチャイチャしないでください、他のお客様の熱があがりますので」
・・・俺、抱きつかれてるぜ・・・。
翔「・・・。」
姫「わ・・・わたしのせいで・・!ご、ごめんな・・さい・・!」

純よ、 そういうアレな目で見るな。
それにしても、人の温もりってのは心地よい物だな・・・。
初めて・・か。

しかし、アザとかに当たっていてーっす。
翔「姫、言っただろ?気にするなって」
姫「でも・・・!でもせーくんが・・!」
翔「・・・ま、そうだなぁ。じゃぁ姫、聞いてくれ」
姫「・・はい」
翔「ありがとよ。 はい、これでおしまい。 すっきりいこうぜ」
姫「・・・っ・・はいっ!」
姫の体温が離れていく・・・。
・・・。

結局、明先生の回復魔法で復活した俺様。
純と黎は先に帰った。
姫「・・・・。」
二人で、坂を下りる。

姫は黙ったまま俯いている。
翔「気にしてるのか?」
姫「・・・すみません」
翔「いや、俺はある意味そういうところが羨ましいぜ」
姫「・・・え?」
翔「だってさ、姫って人の事で悩めるじゃん?俺にはできねぇもん」
姫「悩むっていうか、罪悪感っすよ」
翔「でも、こうなるべきだった事なんだっと思う。
俺はああ囲まれてる中で、いろいろと考えたもんだぜ?
自分は何でこんなに冷めてるのかってな。
俺も姫みたいにああやって殴りかからなきゃダメなんじゃないかなってさ。
ま・・・結局そんなことはできず仕舞いだったけど」
・・今も、冷めてますけどね・・・。

姫「でも・・・最後守ってくれたじゃないですか」
翔「あれは、姫に約束しただろ?俺が守るって。
結局俺は、自分の事しか考えられねぇからさ・・・・
その分、姫はいいなーって」
姫「・・・そんな事ないですよ・・」
翔「ってことでな、その人の事を考えられる性格に頼って。
これ以上シケた顔されるのは俺が気に食わん!」
髪の毛をグシャグシャしてやる。

姫「はわっはわわっ!? あ・・・はいっ!」
最後に見せた笑顔には、不安の色は無かったな・・・。

ふぅ・・・これで、ひと段落着けばいいんだがな・・・。








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おいちャ---ンhttp://blog60.fc2.com/image/icon/e/350.gif" alt="" width="14" height="15" class="emoji">
創作意欲沸カンの??笑
がンぶわ!!!!おいちぁ!!!!!!!

まあそれともほンきで部屋がきちゃないのカ…(爆
るこ |  2007年04月01日(日) 22:41 | URL 【コメント編集】

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