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2007.03.03 (Sat)

SORA 

作戦会議
俺「といっても、何か今日は打ち上げ らしくて」
瑠衣「何故か僕がお留守番なわけだ」
俺「いやいや、すんませんね」
瑠衣「なぁに・・。 さすがにここに兄君を連れてくるのは」
俺「だめっすね・・・」
瑠衣「うむ、純君と父君と胡桃君と遥君と美依君か?メンバーは」
俺「らしいですよ」
瑠衣「ふむ」
俺「何やってんでしょーね」
瑠衣「カラオケか何かじゃないか?まぁバカやってるんだとは思う」
俺「うーむ、俺もいきてぇなぁ」
瑠衣「手ごろな女の子誘えばいいじゃないか」
俺「ははは、そんなわけにはいかない」
瑠衣「チキンめ」
俺「ちっ」
瑠衣「さーて、僕だって続きが気になるんだ、さっさといってもらおうかい?」
俺「ここでの登場時間は気にしないんですか?」
瑠衣「だって本編に腐るほど出てるからな、僕は」
俺「なるほど。じゃぁいきますね
第16話ハーフ後編「姫(2/2)」どうぞ!」

【More・・・】



坂の中腹で俺は立ち止まり、姫を見つめる。
もう・・・俺にはこうするしかなかった。

翔「姫」
姫「はいほい?」
翔「姫、俺と・・・付き合わないか?」
姫「・・・・。」
新緑の風がオレンジ色の空を駆ける。

時間が止まったのかと思った。
姫も、俺も動かない。
下校する生徒達が楽しそうに喋りながら坂を下りている。

姫が口を開く。
そう、これで・・俺は・・・ 俺達は・・・恋人同士に・・・。

姫「私、好きな人いるから。
翔「なっ・・・」
風が吹き抜ける。 暖かい風のはずなのに、何故か冷たい。

翔「だって姫は・・・」
姫「・・・違うよ。そうじゃない・・・」
翔「・・・」
姫「私は、芹沢翔君って人が好き。」
翔「なにいって・・・」
姫「今の君は、私の好きなせーくんじゃないの、だから付き合えない。」
翔「は?」
姫「好きな人と付き合いたいのは誰だって当たり前でしょ?
だから、今の君とは付き合えないの。」
翔「俺は・・・」
姫「君は、とりあえず他の人の事を好きになれば
それで自分の気持ちが消えるって・・・
そうすれば仲直り出来るって思ってる。」
・・・読まれている。 全てが姫に読まれている。

姫「そんな、その場しのぎの逃げ道に使われるなんて・・・
そんな人の事を好きになれるわけないよ。
私が、望む事はそんな事じゃない。」
翔「・・・ごめん」
姫「・・・せーくん」
翔「・・あぁ」
姫「それでも、君は私の大好きなせーくんなんだよね・・・。
私はせーくんを信じてるよ・・・だから・・・
もう一度がんばって。 でも・・・次も諦めて私のほうに来たら・・
本当に好きじゃなくなるから。」
姫の言葉は厳しい。
厳しいが・・・・このぐらいじゃないと・・俺のネガティブ思考は立ち直らかっただろう。

翔「・・・ありがとよ」
姫「せーくん・・」
翔「任せろ!」
姫「期待してるよ?」
・・・姫・・お前、良い奴だなマジで。
・・・。

姫「うん、がんばってね」
翔「あぁ」
姫「でも、私だってやる時はやるからね?」
翔「その心配はいらねぇ」
そうだ・・・もっと、自分に素直になればいいんだ。
いつもの分かれ道で別れて家に帰る。

姫「・・・・・・・私って泣き虫」

ガラッ
翔「ただいまー」
父「よう、なんか清清しい事と重々しい事が同時にあった顔してるな」
翔「まさにその通りだがな」
父「うむ、そういう時こそ性欲は処理するべきだと思うぜ」
翔「・・・考えておく」
父「溜まってるんだろぅ?」
翔「なぁ、自分に素直になる事ってのは・・」
父「大切な事だ。いずれ、自分を偽る事になるが
素直になれるときは素直になっておけ
手に入れられる物も手に入れられず、大切な物を失うかもしれんからな。
それが、青春という時代だろ?」
翔「青春か」
父「あぁ、恋は素直になれないのが当然。
素直になれるまでの時間=恋の悩み解決までの時間みたいなもんだ」
翔「そうか・・・。 がんばってみる」
思い切って、黎に迫ろう。 
誰かが修復してくれる事はない、自分から動かなければならない。
俺は、黎を失いたくない。
・・・俺にはすでに、掛け替えの無い存在になってるのかもしれない。
しかし、これって恋とは違うよな。
好き という感情がはっきりと浮き出ない・・が、今のままの関係ではいけない
これははっきりと思える。
そうだ、とりあえず・・・仲直りはしよう。
誰かと付き合うか何かなんて、その後考えよう。
姫と付き合うなんてのは・・・行き過ぎた考えだったのかもしれない。
まずは・・・黎と・・・仲直りしよう!

父「そうやって悩むのがまさに青春だなぁ・・・モテ男らしい悩みだが」
翔「モテちゃいねーぞ?」
父「純から腐るほど情報は流れてくるんだ、諦めろ」
翔「・・・あいつ・・」
父「まぁ、確かに恋と友情の境界が微妙になるってのは
確かかもしれねぇな。
でも、今やるべき事が決まったならそれから実行しろよ」
翔「そうする。」
父「その後正規ルート踏むも姫だの何だのを落とすのも
有り って事だ」
翔「微妙だな」
父「人生に白黒付く事なんて"死”ぐらいな物だ。
あとは全部、微妙だな」
・・・微妙か・・。
父「ま、やるべき事をやれ。」
やるべき事を・・やる。

-7月9日-

今日は早めに登校し、校門を黎を待つためだ。

校門に、黎が立っていた。 一瞬気が引ける、しかしそれでもいい
とりあえず仲直りがしたい。

翔「よう」
黎「あ、おいっす」
翔「今日は誰を待ってるんだ?」
黎「ん・・・それは・・・翔だよ」
・・・ほう

翔「・・ほう」
黎「その・・私の事・・・許してくれる?」
翔「その心配はいらねぇよ、俺もあんなのうんざりしてたんだ」
黎「そっか・・・」
翔「だから、いつものようによろしくな」
黎「・・・うんっ!」
・・・やったよ僕は!

止まっていた歯車が動き出した気がした。



さーてこの後どーなるんでしょーか!

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