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2007.03.01 (Thu)

DeadEnd 

作戦会議
俺「ういーっす」
父「よう」
純「とりあえずなんか今日会議する気おきねーなwww」
俺「足伸ばしてダラーってしてますものね、みんな」
胡桃「うーむ・・・何をやっているんだ君は・・」
俺「そんな怖い顔でみないでください><」
胡桃「出番が待ち遠しいのだ・・・」
父「で、この先どうすんだ?」
俺「そうですねぇ・・・書きながら思い浮かぶでしょう」
純「初めて適当な発言だなおい・・・w」
俺「いやーあれっすよ、お菓子不足・・」
父「買って来いwwwwwwww」
俺「あれです、理由は判っているんですが、自分だけ拒絶される事って
辛いですね」
純「おめーがキモイからか?そりゃ諦めろ」
俺「イケメンに言われると凹みますよ!理由は違いますけど!」
父「まぁ、お前の描いた俺ら像が綺麗すぎなんだよ」
俺「だって、ブサイクだったら売れんでしょう」
胡桃「・・・姫と私は似てるらしいな」
俺「胡桃さんのほうが大人っぽい顔つきの予定ですね」
胡桃「ふむ、誰がCG書いてくれるんだ?」
俺「その突っ込みは無しで・・・。」
胡桃「・・・・。」
俺「さって、いきますか!
第15話「あ~り~こねくしょん」
父「軽いタイトルだな」
俺「今回は軽いです、カデンツァの話ですからね」
胡桃「・・・ま、それを上手く黎に絡ませられるかが・・」
純「腕 の 見 せ 所 だ な」
↓GO!

【More・・・】



-7月1日-
・・・。
翔「眠れん!」
教師「うるさいぞ、芹沢」
2時間目、科学。

昨日夜更かししたってのに、授業中眠れねぇとはな・・・
確かに眠いんだけどなぁ・・・。
純「ぐーすかぐーすか」
起こしちゃ悪いしな、かといって授業なんて理解できるレベルじゃねぇし、
あー・・暇だ

教師「おい、芹沢!C13H16N2・HClは何の化学式だか言って見ろ」
翔「塩酸テトラヒドロゾリン」
教師「・・・正解だ」
あー暇だ。

窓の外を眺める。新緑が夏風に吹かれ、楽しそうにゆれている。
窓の外以外に目のやり場が無いのが現状だ。
黒板の方向を見れば、視界には黎の姿が入る。
・・・結局俺は、何も出来ないままじゃないか。
姫の方も見る事に気が引けた。

純「ぐーすかぐーすか」
・・・・俺は、あるギャルゲーのワンシーンを思い出した。
本当に出来るのだろうか。

翔「おいっ純っ!」
耳元で囁く
純「ん・・・どした?」
翔「お前・・当てられたぞっ!」
純「なにっ!?なんだ!質問は!」
(純は常に成績ダントツでトップの天才)
翔「ジブリ作品の名台詞を言いなさい」
純「OK!わかった!」
純は立ち上がり・・・

純「目が・・目がぁぁっ!」
(天空の城 ラピュタ。 ムスカの最後の台詞)
教師「保健室行って来い」
純「あ、はい」
・・・。

隣の席が空いた。

キーンコーンカーンコーン
授業が終わり、休み時間になる。
いつもならこのチャイムの音を聞いたら昼飯時なんだが・・・
最悪な事に2時間目の休み時間だ。

隣のうるさい奴も居ないので、家から持ってきた
魔法百科事典を取り出す。 正直、学校で読むのは・・・
他人の目が気になるな。黎とかに見られたらバカにされそうだ・・・。
・・・その心配が無い今を、切なく思えた。

ページを開く。
翔「禁術っと・・・。」
「禁術、それはあまりにも残酷であったり、凄惨な魔法を分類するカテゴリである。
禁術に登録された術、魔法は使用すると魔法界の法により
厳罰に処される。」
・・・誰も座ってないはずの隣の席から、女の子の声がする。

沙耶「・・・悪趣味ね・・。」
翔「うお!?」
沙耶「ん・・・ちょっと、珍しい物持ってるなーって思って
覗かさせてもらいました・・・」
・・・早乙女 沙耶。 
適当な挨拶程度なら交わしたことはあるが、直接会話した事は無かった。
3ヶ月前の”あの日”以外は。 でもあれは別人だと思う。

沙耶「・・・右腕の人」
翔「・・・・。まさか」
沙耶「返答はいらないでしょう?その、まさかですよ」
翔「・・・別人じゃなかったのか」
沙耶「さぁ?私にも判らない事だから・・」
神秘的な、遠くから聞こえるような声が俺の耳を打つ。
普段の早乙女 沙耶はもっと ロリっぽいというのか、
"妖艶”という言葉はどうやっても取り付けられない娘だ。
簡単に言えば ロリ系路線だ。

沙耶「あなたの考えてる事の答えが欲しいなら答えるけど・・・」
翔「いや、良い。それ以外の事が聞きたい」
沙耶「うん・・・?」
翔「あんたも、こっち(魔法)関係は知ってる人なのかい?」
沙耶「ある程度は・・・。」
翔「じゃぁ、俺の右腕の事は知ってるか?」
沙耶「あなたの知ってる限りしか知らない・・・。
ただ、その腕の力を欲しがっている人間が居る事は知っているよ」
翔「・・・・ほう」
沙耶「まぁ、”あの人”の近くなら・・・安全でしょうけど」
翔「あの人?親父か?」
沙耶「・・そっちは危険。 この席にいつも座ってる人よ」
・・親父が危険なのは判っているが。 純が?

沙耶「あっ・・ごめん、沙耶が呼んでいるから、私はここまで」
翔「あぁ、また話そうな」
沙耶「機会があれば・・・・・っ!」
目つきが緩み、”可愛い”女の子の目になる。

沙耶「ありゃ?」
翔「よう、起きたか?」
せっかくだし、からかってみよう。
沙耶「はい、起きました~」
翔「気持ちよさそうに寝ていたな」
沙耶「ありゃ?私寝てましたぁ??」
翔「かなり」
沙耶「う~ん・・・芹沢君と話してるところで記憶が途切れてるなぁ」
翔「・・記憶は残っているのか」
沙耶「てへっ、私、二重人格の人間の中では記憶を共有出来る
珍しいタイプなんですよぉ~?」
翔「そうか・・・」
沙耶「ぁぅっ・・・二重人格ってバレちゃいましたね・・・」
翔「いや、いつもこの席に座ってる人間見てると
滅多なことじゃない限り驚かないから、安心して」
沙耶「ふぁ~い、安心しておきまーす」
トテトテと沙耶は席に戻っていった。

へぇ・・二重人格なんだ・・・。
ってすっごいドライだな!! ぶっちゃけびっくりだった。

キーンコーンカーンコーんっ!
むせた?

3時間目、社会。 結局隣人は帰ってこない。
保健室で熟睡決め込んでいるのか、屋上にはびこっているのか。
翔「ふぁぁぁ」
眠い、授業開始そうそう欠伸をする。
眠い・・・とても眠いのに、突っ伏しても眠れない。
・・・

『たぶん、せーくんはその人の事が好きなんだよ』
・・・好きなのかな。
黎とは3年以上、仲の良い友達で過ごしてきた。
ときに喧嘩もしたが、すぐに仲直りできた。
けど・・・こんなに気まずいのは初めてだ。
考えてみればまだ3日という期間なのに、2週間の空白に感じられる。

黎のほうを見る、 黎はいつものように真面目な顔で黒板を見つめている。
たしかに・・・ いつもの黎なんだよな。

教師「芹沢が珍しく起きているな?よし、IAEAの正式名称を言って見ろ!」
翔「International Atomic Energy Agency 国際原子力機関」
教師「正解だ・・・」

いつも・・・のようにか・・・。
授業が終わり、休み時間になる。
俺は席を立つ。
いつも・・のように・・・。

黎の席の方向へ・・・ 踏み出せなかった。
席に座りなおし、辞典を開く。
・・・溝を埋める魔法なんて無いよな。
親父が言っていた
「人を操る魔法はあるが、人の心を操作する事は絶対に出来ない」

近道なんか無いのだろう、しかし俺は踏み出せないで居た。

黎は・・・一体、何を考えて・・俺のこと、どう思ってるんだろう。
・・・俺は、自分の気持ちに正直になれずに居た。

姫を見る、 ・・姫は、昨日どれだけの勇気を絞って・・・
俺はそれを踏みにじったんだよな・・・。
積もっていく罪悪感。 それでも、姫は力強く笑っている。
・・・俺は、黎の顔が見れない。
その休み時間の間、友達と話す姫だけを見ていた。
・・・。

放課後になって、やっと隣人が戻ってきた。
純「やっぱベッドはいいな!」
翔「・・・保健室か」
純「まぁな、仮病使ってたらマジで熱出てな。」
翔「そりゃ、お大事に。」
俺は荷物を持ち、純に背中を向ける。

純「あいよ」
翔「すまんな」
純「なに、俺もやる事があるぜ。」
・・・どうして俺は・・・。

姫「うん?わかった~」
姫に・・・頼ってしまうのだろう。

坂を二人で下る。
姫「う~ん?何を今更ぁ?」
翔「いや、何かないのかなーってな」
多分、姫も判ってる。けど・・・そんな俺に合わせてくれている。

姫「好きなタイプ・・・・ん~ あまり無いなぁ」
翔「そんなものか?」
姫「だって、私の心には せーくんしか居ないもんっ☆」
翔「・・・それでは話が続かないじゃないかっ!」
姫「もーっ コツンッてやらないでよぉ」
・・・・間違っては・・いるんだけどな・・。

姫「じゃーねっ♪明日も元気に学校来てねっ」
翔「あぁ」

一人で残りの帰り道を歩く。
一歩、歩くたびに積もっていく罪悪感、こんなに中途半端でいいのかよ。

・・・そんな、中途半端な日々が・・・一週間続いた。



ういーっす
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